「福岡大病院(福岡市城南区)は重症の呼吸不全で人工心肺装置ECMO(エクモ)を装着した患者の搬送に特化した【エクモカー】を九州で初めて導入」されたそうです。「新型コロナウイルスの患者だけでなく、新興感染症や災害時の傷病者の搬送にも活用できる」とのことです。
「動く集中治療室(ICU)とも呼ばれる」そうで、「高容量バッテリーや酸素ボンベ、体調を管理するモニターも用意。車内は救急車よりも広く、医師や看護師ら最大7人が同乗できる」そうです。「車両は公益財団法人の助成を受け約4千万円で購入。さらに約1千万円かけ機材をそろえた」との事で、やはり費用もすごいですね。
「石倉宏恭救命救急センター長は『搬送中も治療の手を緩めない《攻めの救急》で九州の患者さんを一人でも多く救いたい』」と話されています。〜【エクモカー】、全国にどのくらい配備されているのでしょうか?ちょっと知りたくなりました。
福岡大病院は「エクモ」を取り扱う医師や看護師等の養成にも取り組まれていると、以前ニュースになっていました。大いに活躍してくださると期待しています。
(下:2021年10月7日 西日本新聞-下崎千加「エクモカー 九州初導入 福岡大病院 搬送中も集中治療」より)