大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

五輪の学校観戦で、持ち込みはコカ・コーラ社製

2021年07月22日 05時22分56秒 | 日記
 「茨城県鹿嶋市立小が、東京五輪のサッカー会場、カシマスタジアム(同市)で観戦する際に、ペットボトル飲料の持ち込みは『できるだけ、コカ・コーラ社製のもので』と記載した文書を保護者に配布していたことが20日、市教育委員会への取材で分かった」そうです。なんでこんな文書が?理由は何でしょうか?
「コカ・コーラは五輪の最高位スポンサー。『過剰な配慮ではないか』との批判も市に寄せられ」ていたそうです。
「市教委は大会組織委員会側の要請を各校に伝える際に誤解が生じたと釈明。ラベルを剥がせばメーカーは問わないとしている」「9日の小中学校への説明会で、組織委側からコカ・コーラ社製の飲料以外は原則不可とし、他社製品はラベルを剥がすよう要請された。しかし、飲料メーカーによって対応を変えると混乱すると判断。すべてのラベルを剥がすよう各校に口頭で伝えた。結果的に1校だけが組織委の要請に沿う内容の文書を保護者に配った」とのことです。「市教委の担当者は『市として特定メーカーを勧める意図はないが、説明が不十分で学校側に誤解を与えてしまった。(文書を配布した)学校の対応は組織委の意向に沿ったものだが、観戦日はすべてのペットボトルのラベルを剥がして持ち込んでもらう』と話されています。〜子どもたちにはコカ・コーラは良くない、飲ませないという時代もありましたが、それは置くとしても、大会組織委員会が教育現場にスポンサーの意向を慮るよう学校現場に指導するとはどういうことでしょうか!それとも結果的には〈ラベルを全部剥がす〉という方針は、大会組織委員会の商業主義を否定する立場で決められた方針ということ?「どうして?何故?」と訊ねる子どもたちに、親はどう説明されるのでしょうか?反発からコカ、コーラ社製不買の気持ちすら起こりかねないのでは?
「カシマスタジアムでは児童生徒を対象にした【学校連携プログラム】参加者に観戦を認め、22日から競技が行われる」そうで、今日どうされるのか新たな注目点になっています。
(下:2021年7月21日 西日本新聞「五輪学校観戦で飲料指定 持ち込みはコカ・コーラ社製 茨城の市立小『過剰な配慮』批判も」より)