アジア映画祭３０年の歴史に幕

「アジア各地の多彩な映画を発掘し、紹介してきた【アジアフォーカス・福岡映画祭】の終了が正式に決まった」そうです。　福岡市は「１９８９年のアジア太平洋博覧会（よかトピア）を契機に、アジアとの国際交流を打ち出し」、「翌９０年に〈福岡アジア文化賞〉を創設するなどアジア志向を鮮明にする中で９１年に始まったのが同映画祭」でした。「時代が変わり、アジア映画が全国の映画館で上映されるのが当たり前になっても、映画人たちが交わる場として磁力が弱まることはなかった」。「現場ではアジア映画の商談会も毎年あり、そこで知り合った人と映画製作の企画が進むなど大きなつながりを生んできた」そうなんですが、、、「映画関係者からは親交を深める機会が減ることを懸念する声が聞かれた」とのことです。「３０年かけてアジアの映画界と築いてきた人脈こそが圧倒的な財産。何とか次に生かしてほしい」といった話もあるそうです。〜アジア映画フアンとしてはホント残念!フアンどうしでのお喋りもできない！?悲しいですね〜。
（下:２０２１年３月３０日　西日本新聞-塩入雄一郎/根井輝雄「【福岡国際映画祭の終了決定　３０年　興隆担い　アジアの人脈生かして　映画人から惜しむ声」より）