大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

中村哲医師の【源流】、若松で企画展

2020年12月16日 05時22分49秒 | 日記
 「アフガニスタンで人道支援に尽くした中村哲医師が73歳で凶弾に倒れて4日で1年となった。これに合わせて、【中村哲の源流(ルーツ)】と題した企画展が北九州市若松区の火野葦平資料館(若松市民会館内)で開かれている」そうです。「作家の火野葦平(1906〜60)は中村さんの母方の伯父。若松は中村さんの両親の故郷で、自身も幼少期を過ごしたゆかりの地だ」そうです。中村哲医師も「『物心ついた頃の記憶に現れるのが若松である』(著書『天、共に在り』)と書」れているそうです。「企画展では、中村さんをはじめ、父の勉さん(1904〜79)や火野、火野の小説【花と龍】のモデルとなった祖父母の玉井金五郎・マンら一家の写真や資料など、初公開を含む約120点を展示」されているそうです。「資料の会の坂口博会長は『中村さんは若松を〈原点〉と読んでいた。〈弱きを助け、強きをくじく〉という、この地の〈川筋気質〉が中村さんにも受け継がれていたことを知ってほしい』と話」されいます。
企画展は「来年3月31日までで入場無料」だそうです。
(下:2020年12月5日朝日新聞-佐々木亮「中村医師の【源流】は ゆかりの若松で企画展 〈弱きを助け〉育まれた幼少期」より)