「戦後最悪の労災事故と言われる三井三池炭塵爆発の慰霊碑が、現場の三川坑跡に完成した。事故発生の(11月)9日、慰霊を兼ねた除幕式が行われ、犠牲者の遺族ら約200人が参列した。完成した慰霊碑は縦1、9メートル、横5、17メートルの御影石製。事故の死者458人全員の氏名と当時の年齢(一部不明)が刻まれている。」「参道も整え、桜の苗木約30本も植え」られたそうです。「三池炭鉱関係者や市民でつくる【三川坑に慰霊碑を建てる会】(芳川勝代代表)が2月からクラウドファンディングで建立費用を募集。目標額の500万円を超す1250万円が全国から集ま」り、建設されました。又、【三川坑に慰霊碑を建てる会】は「慰霊碑を建てた後の余剰金」で「寄稿文集(『三川坑を語り伝える 炭塵爆発編』)を制作、発売」されたそうです。「芳川代表は『安全第一という言葉はこの炭塵爆発によって生まれたと思う。458人もの人が亡くなってようやく得た教訓を語り継ぎ、生かしていきたい」と話されています。〜慰霊碑がやっと、ようやくできました。本当に良かったです。この炭塵爆発により多くのCO中毒患者が生まれました。長く苦しい闘病と補償を求める訴え、活動が続けられています。忘れてはならない事や以後の労災問題に生かされたことがたくさんあります。
(下:2020年11月10日 朝日新聞-森川愛彦「炭塵爆発から57年 458人安らかに 大牟田・三川坑跡に慰霊碑」「悲しみ・教訓語り継ぐ 寄稿文集 市民団体が発売」
西日本新聞-立山和久「三川坑事故慰霊碑が除幕」より)

(下:2020年11月10日 朝日新聞-森川愛彦「炭塵爆発から57年 458人安らかに 大牟田・三川坑跡に慰霊碑」「悲しみ・教訓語り継ぐ 寄稿文集 市民団体が発売」
西日本新聞-立山和久「三川坑事故慰霊碑が除幕」より)
