大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

豪雨土砂で培養土開発

2018年09月13日 05時49分01秒 | 日記
「昨年の九州豪雨で被災した福岡県朝倉市を支援しようと、同県糸島市のJA糸島が真砂土(まさど)を使った栄養豊富な培養土<祈りの土>を開発し、(9月)7日から販売を始めた」そうです。
<真砂土>は「土砂崩れなどで農地に大量に流れ込んで」いたもので「農業復興の足かせ」になっていました。「JA糸島アグリ店長の古藤俊二さん(54)らは被災直後、現地(朝倉)でボランティア活動を行い」、「大量の土砂が果樹園などを埋める光景を見て土砂の有効活用を思いつき」、「業者と研究を重ね開発」され~産まれたのが<祈りの土>だそうです。
「最初に真砂土を高温スチームで薫蒸して雑草の種子を除去。糸島産の竹の粉末や豚の堆肥、福岡市天神-ソラリアホテルなどから出た生ゴミを高速発酵した有機質肥料などと混ぜ、市販と変わらない品質の培養土を作り上げた」とのことです。お値段は?「価格は15リットル入りで市販の培養土より100円ほど安い298円」だそうで、「1袋につき40円をJA筑前あさくらの支援金にする」そうです。「利益はほとんどない」そうですが「確保した約10トンの真砂土で7千袋の<祈りの土>を製造し」、JA糸島「アグリ」にて販売されます。
「商品名の<祈り>には復興への願いを込め」てあるそうです。「同じ農業者として協力したい。行き場のない土が活用できるようになれば」と古藤さんは話されています。九州豪雨以降も台風、地震などで土砂崩れが、各地で発生しています。
※JA糸島「アグリ」=092(327)2740
竹の有効活用にもなっていますね。
(下:2018年9月8日西日本新聞-日高三朗「朝倉被災地の土砂を活用 JA糸島 培養土を販売」より)