大牟田・オープンシャッター・サロン茶塘

商店街の活性化を目指して、大牟田市新栄町の空き店舗を改装、サロン茶塘が開設された。茶塘や商店街のイベントを紹介します。

車椅子の自動運転、商店街で実証実験

2017年08月27日 05時45分11秒 | 日記
自動車の自動運転技術競争が世界の車業界で激化しています。
そんな中、久留米の商店街で「音声に応えて自動運転をする車椅子を、久留米工業大学(福岡県久留米市)を中心とした研究グループが開発」しています。「障害者や高齢者らが気軽に外出できるようにと企画」されたもので、すでに「21日はデモ走行が公開され」ました。
これから、「地元商店街で実証実験を始め、3~5年後の実用化を目指す」そうです。
「音声に応える」というのは「スマートフォンなどの端末に目的地を話しかけると、GPS(全地球測位システム)で現在地を確認し、インターネット上の地図情報に接続してルートを設定。車椅子に設置されたカメラ画像を人工知能(AI)で分析しながら、障害物を避けながら自動走行する」そうです。
「事前に利用場所の情報を端末に登録する必要があり、当面は博物館や商店街、観光地など限られた場所で運用する」とのことです。
開発統括の東大輔・久留米工大教授は「移動弱者の方の外出の機会を増やして、介護者の負担軽減にもつながる新システムを社会に広めたい」と話されています。車椅子の自動運転~目のつけどころが、うれしいです!! 商店街で実証実験もいいですね。
確かに、博物館や商店街は見守りのある安全な場所です。
気軽に車椅子で作品鑑賞や買い物ができるよう通路やトイレ等の整備も必要です。
(下:2017ねん8月22日毎日新聞・高芝菜穂子・写真も「音声で車椅子児童運転 移動弱者に外出機会を 久留米工大グループなど開発」より)