同志社女子大職員の荒川孝二さん(当時36歳)を刺殺したとして、殺人罪などに問われた同大学元職員・天野祐一被告(59)(東京都世田谷区)の裁判員裁判の判決が26日、京都地裁であった。
AD2.init({site:'NATIONAL',
area:'P.RECTANGLE',
width:300,
height:250,
admax:1});
AD2.cAds();
AD2.dBanner(0,'prect');
市川太志裁判長は「あおむけに倒れて抵抗できない被害者を両手で刺すなど、強固な殺意による残忍な犯行だ」として、懲役18年(求刑・懲役20年)の実刑を言い渡した。
判決では、天野被告は昨年9月20日未明、京都市左京区の荒川さん方駐車場に止められた乗用車にブロックを投げつけて損壊。同日深夜には荒川さんを自宅近くで待ち伏せし、出刃包丁で胸や頭を十数回刺したり、切ったりして殺害した。
市川裁判長は、天野被告が元交際相手の女性と荒川さんが親しいと知り、嫉妬心を募らせて殺害を決意したと認定。「着替えや殺傷力が高い出刃包丁を用意するなど計画的で、女性への執着心も異常」と指摘した。
(2013年4月26日20時37分
読売新聞)
関連ニュース
・
首相、36年ぶりミャンマー訪問検討…5月下旬
・
民主、川口環境委員長の解任決議案提出を検討
・
成長戦略と骨太の方針、G8前の策定指示…首相
・クレジットカード 現金化 口コミ