劇画家、池田理代子さん原作の大ヒット漫画「ベルサイユのばら」の名前を冠したバラの苗木が２８日、兵庫県宝塚市に寄贈され、阪急宝塚駅と大劇場を結ぶ遊歩道「花のみち」に植樹される。
バラは「ベルサイユのばら」連載開始から４０周年を記念してフランスのバラ育種会社「メイアン社」が池田さんの監修のもと開発、昨年披露された。
大きさや真紅（しんく）の色合いから情熱的な世界観を表しているという。
今回は国内で総代理店を務める京成バラ園芸（千葉県八千代市）が宝塚市へ寄贈を提案。
宝塚歌劇１００周年や歌劇の「ベルサイユのばら」初演から４０周年を来年に控えることから、市はまちの魅力づくりにつなげるために承諾した。
バラは花のみちにあるベルサイユのばらモニュメント横に１４株が植樹される予定で、２８日の植樹式には元歌劇団トップスターで初代オスカルを務めた榛名由梨さんらが出席する。
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