富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉私の富田林百景「 願照寺 」

2022年09月28日 | 私の富田林百景

〈リバイバル・アーカイブス〉2023.6.26~7.10

原本:2022年9月28日

2022年9月25日 10:36 富田林市伏見堂  浄心山願照寺(目白不動)

圧倒するのは五重塔!高さ37.3m、平成23年 (2011年) 完成。大成建設の建造。
大阪府では唯一の木造五重塔。国内の五重塔では10番目の高さです。

 

となりの鐘楼、仁王門「慶照門」と相まって、すごい遠近感。

 

鐘楼も仁王門もでかい。

 

総けやきづくり鐘楼、2m近い梵鐘を12本の柱で支えます。

 

梵鐘はなんと12トン。全国第4位という大きさ。

 

中まで寄進された方の名前が記銘されています。これが落ちてきたら怖い。俗ですみません。

 

なんか奈良や京都に来たみたいな雰囲気の境内。

 

総建坪550坪は真言宗系では戦後最大規模といわれる本堂。人が小っちゃく見えます。

 

本尊の目白不動尊像。高3mくらいありそうな一刀彫の本尊です。樹齢800年のクスノキで制作されたと聞き及びます。

 

不動明王像にしては優しい感じ。恐い形相ではないですね、個人的な感想ですが。

 

近年完成した仁王門。扁額には「慶照門」と書かれています。

 

仁王さん 金剛力士像ともいいますが、右側の口を開けたのが阿形。

 

左側の口をつぐんだのが吽形(うんぎょう)。守護神ですから、一応仏敵が入り込まないよう、通る人を睨みます。

 

門の裏側左が「風神」さん。

 

右が「雷神」さん。

 

広い境内。伽藍の配置についてはあまりこだわりはないようです。

 

最近落成した六角堂。扁額には「妙音楽天」と記銘されています。

 

中には七福神の紅一点、弁財天さまがおられます。

 

こんなお寺が富田林市にあるのがすごいことです。遠くからでも五重塔がよく見える。

古代寺院の新堂廃寺もすごいですが、行けばなにもない。ここは戦後ですが、立派な仏閣がたくさんあります。

新堂廃寺もこんなんでしたのでしょうか?

ついでですが、新堂廃寺の名前の付け方が良くない。当時立派な朱塗りの氏寺ができたのに、最初から「廃寺」はかわいそう。せめて「新堂寺」とか「石川寺」とかにならないもんでしょうかね...

 

境内の斜面を鳥居沿いに上がっていくと、一番上に「緋袍(あけごろも)大明神」があります。

そこからの眺めが抜群です。

 

眼下の境内。五重塔が37mなので40mほど階段を登ります。ここは標高213m。

 

大阪狭山のガスタンクの向こうに大阪湾が見えます。、

 

古市古墳群が見えます。

 

あべのハルカスと高層ビル群。

 

富田林のランドマーク PLの塔(大平和祈念塔) 180m。

標高100mの羽曳野丘陵に乗っかっているので、あべのハルカスより少し低いくらいです。

 

それにしても願照寺の五重塔はバランスもよく毅然とした姿です。

 

富田林市民として、自慢できる建造物ではないでしょうか。

関連記事:私の富田林百景(71)

写真撮影:2021年月9月25日

2021年月9月28日( HN:アブラコウモリH)

 

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