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大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉南海 高野線 山岳区間

2021年08月29日 | 鉄道・バス

〈リバイバル・アーカイブス〉2023.5.8~5.22

原本:2021年8月29日

2021年6月26日 12:05 橋本市南馬場 

南海電鉄 高野線 紀伊清水駅~学文路駅間 疾走する特急「こうや」。

 

12:18 橋本市南馬場

イギリス積みの煉瓦橋梁を通過する2300系。

 

2021年7月24日 12:33 伊都郡九度山町九度山 丹生川橋梁を通過する2300系。

 

同じく観光列車「天空」。

 

ブレましたが、特急「こうや」31000系。

 

ここ竜王渓の丹生川橋梁は、ゆっくりと鉄道写真が撮れるビュースポットです。

九度山駅から町役場の横の道を30分程度、竜王渓遊歩道を歩くと絶景の竜王渓眺めながら、丹生川橋梁に到着します。この遊歩道は昭和34年に全廃された高野山森林鉄道のトロッコ道の跡です。

 

 

来ました! 30000系の特急「こうや」の勇姿。

 

半分くらいは失敗しましたが、これくらい撮れれば上出来。ガタガタと2300系ワンマン2両が通過し、高野下駅を目指します。

私も九度山駅~上古沢駅間を歩きました。しんどいので、下り坂の上古沢駅より歩いていますが、写真の順番は逆にしています。

 

丹生川橋梁を過ぎて、すぐ煉瓦造りの椎出トンネルに入り、出口が高野下駅。

 

高野下駅

駅の右が丹生川支流の不動谷川。駅舎の左下が旧トロッコ道の遊歩道です。

 

高野下駅には駅舎の中にホテルが2室あります。

 

ひとつは「天空」、ひとつは「高野」。

大正14年築の駅舎の駅事務室や宿直室を改装して、改札から4秒でホテルに到着。

おそらく日本で一番駅から近いホテル?

 

改札の下がトンネルに。ここを高野森林鉄道の木材を運ぶトロッコが通りました。

 

近くのうかがい地蔵から見た下高野駅。

 

すぐに鉄橋を渡り、ここからが50‰(パーミル)、R100の急カーブの連続です。高野線の山岳区間です。終点極楽橋まで、続きます。

長いキシミ音の余韻を残し、電車が坂を上がっていきます。

 

透明度100%の川には、若鮎が群れをなしています。

 

急斜面の下古沢駅に着きました。駅は山の中腹にある感じ。

 

列車交換(行き違い)のために、駅員さんは居られるのですが、切符の販売はしない有人駅。

一日の乗降客は25人。南海全駅100駅中97位。

 

下古沢駅~上古沢駅間、山の高い所を列車が走ります。

 

中古沢橋梁。今ちょうど上を電車が走っていますが、よく見えません。黒い影が通過の電車。

 

全長67.6m、高さ33.4m、竣工:昭和2年(1927)

全国で11橋しか現存していない「トレッスル橋」です。

 

上古沢駅に着きました。

ホームの後ろの岩盤に咲くオニユリ。

 

平成29年(2017)の台風21号で失われた駅構内の道床。列車交換(行き違い)ができなくなりました。(下古沢駅に変更)50パーミルを登る2300系。

 

最新型のズームカー2300系

高牽引力、高制動力で山岳走行、R100mの急カーブ、50パーミルの限界に近い急勾配を2扉17mショートボディで走る高性能車。

 

50パーミルの勾配票と2000系ズームカー。2扉17mショートボディー、4両で走行。一部の電車はなんば駅まで乗り入れます(大運転)。

 

山の中腹を縫うようにして、登っていきます。

写真撮影:2021年6月26日、7月24日

2021年8月29日 ( HN:アブラコウモリH )

 

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