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大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

弘川寺の紅葉2021

2021年11月28日 | 紅葉

2021年11月26日 10:30 南河内郡河南町弘川 竜地山弘川寺

 

本堂横の太い杉の幹。

 

ちょうど今、紅葉が盛り。

 

本堂の後ろの杉の巨木と背後の山のもみじ。

 

西行堂に向かう山道からの本堂。

 

本尊の薬師如来坐像。宙に浮いているように見える?

 

鐘楼と護摩堂の間より。

 

護摩堂の不動明王坐像。

 

本坊と本堂の間のもみじがきれいな場所。今年はうまくタイミングが合いました。

陽の光を受けて真っ赤に。

 

得も言われぬ色に染まります。苔の緑ともみじの赤が補色なので際立ちます。

 

緑から赤に変わっていく色変わりもきれいです。

 

本堂からの坂を登っていくと、順に西行堂→似雲墳・西行墳、歌碑があります。

そしてさらに尾根沿いを進んでいくと、西行桜山。ここには西行庵や似雲庵があります。

 

谷筋の紅葉は上から見るので、葉っぱの表が見えて特に鮮やかです。

 

平安期の終わりに、歌人 西行法師がこの寺を訪れ、庵を結び、この地で入寂したのはよく知られていますが、実際に入寂するまでにここに居たのは1年に過ぎませんでした。

文治5年(1189)弘川寺の座主空寂上人の法徳を慕ってここを訪れ、そしてここに住み、翌年(文治6年)2月16日(旧暦)73歳にて入寂。

 

麓まで唐紅に見ゆるかなさかりしぐぐる葛城の峰 

訪ね来つる宿は木の葉に埋もれて煙立つる弘川の里 西行

 

遠くにかすんで、大阪湾、茅渟の海が見えます。

西行法師が詠んだ和歌は2300首(現存するもの)。新古今集に94首掲載されています。

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〈更新中〉【案内版】咲くや、この花~とんだばやし花ごよみ その2 2021.11.15.

弘川寺の紅葉2020 2020.11.20.撮影:11月19日

川寺の紅葉 2016  2016.11.18.撮影:11月17日

弘川寺の紅葉 2013.11.28.撮影:11月28日

写真撮影:2021年11月26日

2021年11月28日 ( HN:アブラコウモリH )

 

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