olive日記

膠原病(SLE)のことや、同居中の保護猫・インコ・島で暮らしていた時の話し・・・日々の感じたことを日記として書いています

三線教室

2006-06-21 12:15:53 | 島のこと
三線教室へ通い出した・・・ことは
昨日のブログにも 紹介しました。

三線教室とは??
私的には・・・。
島の驚き 事情のひとつに挙げられそうです。

この島には カルチャースクールが ありません。
「○○教室」的に 看板を掲げる 教室もありません。
もちろん 電話帳にも 載っていないので
今回の三線教室も・・・
口コミに頼り その家(民宿)を訪ねるしか ありませんでした。

何より 一番心配だったのは
この安い お給料の中から お月謝を払えるのか?
内地の事情を思い出し
週1回2時間のグループ・レッスンで 7000円~が相場かなぁ??
など皮算用し いつ 聞こうかドキドキしていました。

すると・・・先生も気がついたのか 言い辛そうに
「月謝の方ですが。年に1回 島内の民謡の発祥地に行き
そこで 三線を弾く会を 催しています。
それに 向けてのお茶代として・・・・
月500円を 積み立てたいと・・・・思います」

「!!!!(500円?)」
練習生5人 安堵の表情を浮かべている様子が
伝わってきました。
正直 ほっとしました。

後日 島の友人にその話をすると
「あ。その金額 相場だから
お茶代として取る程度だよ。」

お茶は飲み放題 お菓子も食べ放題
教本はコピーをすれば 買う必要もなく・・・
なんだか ちょっぴり 驚いた島事情でした。


追伸
最初は独学で 遊び程度に三線を弾くつもりでいました。

ところが・・・
手元に届き 三線を手に取ると 想像以上に奇麗で
そして・・・
三線の色や形が 芸術作品であることを実感し
この三線を きちんと弾いて 
活かすのが自分の務めだと 実感しました。

作って頂いた 職人さんに 感謝の気持ちをこめて
この地に伝わる民謡を 奏でていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
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