朝のお弁当作りが終わり ほっと一息ついていると
ガッツン!窓に石が当たるような音がしました。
・・・イヤな予感・・・
外へ出てみると 窓の下に アカショウビン(鳥)が
倒れていました。
この鳥は すごく警戒心が強いのか
綺麗な声が響いていても 姿を間近で見ることが
難しい鳥です。その鳥を このような形で間近で見るなんて。
なんだか すごく衝撃的な感じがしました。
急いで両手に乗せると 横たわったままで
目は開いたまま。荒い息が 伝わってきます。
そして 開いた目で 一生懸命に海を見ようとしています。
体はじっとしたまま 動かず 微かに痙攣を起こしている様子。
私の指をしっかりと 足で握り締め 必死に
生きようとしている様子も 伝わってきます。
「山に帰してあげなさい・・・」
そう言われ 箱の中へ入れ 山の近くへ置きました。
しばらく 経ってからでしょうか。
箱の近くに居た スタッフが急いで走ってきて
「今 飛んで行ったよ!」
そう 嬉しそうに話をしてくれました。
良かった・・・。
誰の目から見ても 重症に見えたアカショウビン
人を警戒し 川・海の近くで優雅に歌っている鳥
私には 人の手ではなく 好きな人(鳥)の近くで
最期を過ごしたい・・・そのように思えてなりませんでした。
最後の力を 振り絞り 大切な人の元へ飛んで行ったのでしょうか。
小さな体の中に 大きな生命力を感じた 一瞬でした。
ガッツン!窓に石が当たるような音がしました。
・・・イヤな予感・・・
外へ出てみると 窓の下に アカショウビン(鳥)が
倒れていました。
この鳥は すごく警戒心が強いのか
綺麗な声が響いていても 姿を間近で見ることが
難しい鳥です。その鳥を このような形で間近で見るなんて。
なんだか すごく衝撃的な感じがしました。
急いで両手に乗せると 横たわったままで
目は開いたまま。荒い息が 伝わってきます。
そして 開いた目で 一生懸命に海を見ようとしています。
体はじっとしたまま 動かず 微かに痙攣を起こしている様子。
私の指をしっかりと 足で握り締め 必死に
生きようとしている様子も 伝わってきます。
「山に帰してあげなさい・・・」
そう言われ 箱の中へ入れ 山の近くへ置きました。
しばらく 経ってからでしょうか。
箱の近くに居た スタッフが急いで走ってきて
「今 飛んで行ったよ!」
そう 嬉しそうに話をしてくれました。
良かった・・・。
誰の目から見ても 重症に見えたアカショウビン
人を警戒し 川・海の近くで優雅に歌っている鳥
私には 人の手ではなく 好きな人(鳥)の近くで
最期を過ごしたい・・・そのように思えてなりませんでした。
最後の力を 振り絞り 大切な人の元へ飛んで行ったのでしょうか。
小さな体の中に 大きな生命力を感じた 一瞬でした。