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オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

必要とあらば!

2018-11-01 18:03:09 | メカニック

こんにちは

「目標に向かって頑張ろう」と思い練習に励んだところいきなり風邪を引いてしまい
咳喘息が続いて今週末の走行会開催すら危うい店長でございます
これは「頑張らなくて良い」という天啓でしょうか・・・
いやいや、ボチボチと頑張りますよ

さて、話は代わりましてロードバイク初心者の方に多い不安が
「ドロップハンドルが怖い」です。
確かに初めての方からしてみれば腕を伸ばして前傾姿勢をとる乗り方は
転びそうで怖い不安を感じてしまうのでしょうね
当然「ドロップハンドルが襲ってきて怖い」とか「まんじゅう怖い」的な意味合いでは
無いかと思います。
後者に関してはベテランライダーが言っていそうですが
話が逸れました・・・
抵抗があるようなら「フラットバーハンドルのように乗れる様にしたらいいじゃない
と、前置き長くなりましたがフラットバーハンドルのように乗れる様に補助ブレーキを
付けました。

before

 

after

このようにドロップハンドルのフラット部分に補助ブレーキを付けることにより
アップライトな姿勢で運転が出来るようになります。
これなら初心者の方でもふらつきにくくなり、すんなりロードバイクの世界に入っていけるのでは
無いでしょうか
入門用のバイクには稀に最初からついている場合もありますが
欲しいバイクに付いていない場合はご相談くださいね

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カスタムして楽しみましょう♪

2018-01-15 19:45:54 | メカニック

こんにちは

お客様より「余っているブルホーンハンドルがあるんだけどSTI化したらいくらかかる
と言うご相談を頂きました。
たまたま店頭に在庫していたSTIがあり、金額も許容範囲と言うことありカスタムを承りました


劇的ビフォア―・アフターなブログにしたかったのですが、ビフォア―の写真を撮り忘れる失態
お客様より秘蔵の写真をお借りいたしました


そして劇的アフター


シフトとブレーキワイヤーの出口の関係でハンドルに沿わせることが出来ません
ですので昔の触角ワイヤーのように飛び出させます
なるべくワイヤーの主張を押さえる長さに調整するのがセンスの見せ所でしょうか


そして苦労したのがバーテープ
ブルホーンのSTIまわりの正しい巻き方ってあるの
聞いたことないので基本を押さえつつ、経験を元にきれいに見える巻き方を試行錯誤します
(試行錯誤した時間およそ5分
飛び出すケーブルに干渉しない様に隙間なく綺麗に巻けたと思います
完成後、お客様も大変喜んでくれたようで何よりです
こういったカスタムもしているので「こんな風にしたい」等あればご相談くださいね

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キッズバイクを快適に♪

2017-12-28 20:02:14 | メカニック

こんにちは

いつもごひいきに頂いておりますお客様より「子供用ロードのフロントをインナーからアウターに変速をすると、
高い確率でチェーンが外れるんだが良い解決方法は無いか」といったご相談を承りました。
小さいお子様や女性に多いのですが、STIレバーでフロント変速する時に押し込み方が中途半端だと
アウターチェーンリングにチェーンが乗り切る前にインナーに戻るのでチェーンが暴れて外れやすくなります。
(もちろんきちんと調整がされていることが前提でのお話です。)
手首をひねって押し込むSTIでは、手の小さいお子さんは奥まで押し込むことが困難です。
(メーカーも子供向けのコンポを開発すれば良いのに・・・)
では、どうすれば解決できるのか・・・
1つはSTIではなくWレバーで変速する方法
これだと小さなお子様でも押し込むことが出来ます、しかしデメリットとしてハンドルから手を離して
変速するので落車の危険が高まります。
と言うわけで却下
残された手段は・・・
電動化
電動ならモーターの力で動くので、小さなお子様でもスイッチポンで済みます。
しかし、電動化するにはいくつかの問題があります。
まず費用が高い
「子供に高価な物を買い与えるのは・・・」と、お客様は葛藤されていましたが
「せっかく子供が熱中する良い趣味を持ったので快適にしてやりたい」と言う思いと、
以前使用していた電動パーツが数点手元に余っていたようで、少しの追加金額で電動化できるので
GOサインが出ました。
そして次なる問題は「電動コンポは11速」「今のコンポは8速・・・」
24インチの11速ホイールで安価な物なんて有るの???
探してみましたが、やはり見つかりません
手組すると高価になるし・・・
「ここで話はとん挫してしまうのか・・・」と思った矢先、お客様が見つけてきました
「G社の24インチミニベロが11Sです」「つかえるのでは
補修パーツリストを確認すると販売しているようです。
実物を見ていないので賭けになりますが、やってみる価値はありそうです

ホイールは何の問題もなくバッチリと付きました
チェーンステーのコード処理はDi2初期に活躍した専用テープを使用


補助ブレーキが付くのでジャンクションAが干渉しそうです
ですのでDixnaから発売されているコラムスペーサー型のマウントを使用して回避


対応するグロメットが無いので、カー用品で売っているケーブルクリップを活用
ジャンクションBまでスッキリとつなげます。


バッテリーを内蔵式にしたいが、BB内に隙間が一切ないのでシートチューブに穴をあけて
外からケーブルを回します。
ここでもケーブルクリップが活躍します


11速に対応した子供向けクランクを使用
最後の最後に問題発生
チェーンラインがキツイ為、アウターローでアウターからチェーンが外れようとします。
ここはシンクロシフトの機能を活かし、アウターローに入らない様に設定をして回避します


様々な苦労の末、完成いたしました
これで年末年始はお子さんと快適なサイクリングを楽しんでくださいね

年末年始休業日のお知らせ

2017年12月30日(土)~2018年1月5日(金)までお休みとなります。
チューブなどの消耗品のお買い忘れが無いようお気を付け下さい。
ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします

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ブレーキ調整って大切♡

2017-11-13 19:26:43 | メカニック

こんにちは

お久しぶりに地味~に好評なメンテナンスネタをお送りします。
今回は「ブレーキシューの取り付け方」の基本です


まず気を付けて貰いたいのがブレーキシューを収納している「カートリッジ」と言う金属パーツの向きです。
正しい向きは下についている羽部分が進行方向に飛び出るように取り付けます。
こちらを前後逆に取り付けるとブレーキをかけた時にブレーキシューが飛び出して危険です
※万が一の為に飛び出しを防ぐストッパー用のネジが付いています。
間違えて取り付けている人をたまに見ますので気を付けましょうね
次に取り付ける高さですが、リムの上端より1ミリ~2ミリ下で取り付けます。
下端からはみ出してしまう場合は下端ギリギリに合わせます。


基本的にはリムにシューの面がピッタリ合わさるように取り付けます。
その他「トゥーイン調整」という合わせ方があります。
トゥーイン調整とはシュー先端からリムに当っていき最後にシュー後端がリムに当るように
調整する方法です。(ハの字に取り付けます。)
元々はブレーキをかけた時のビビリ音を無くすための調整です。
最近のロード用ブレーキは性能が良いのでビビリ音がほとんどしません。
ですので制動力を高めるためリム面とシュー面をピッタリ合う様に調整しています。
ちなみにシリアスレーサーの方はブレーキの微妙なタッチを気にします。
ガツンとブレーキが効くのを嫌う為です。
トゥーイン調整を利用してジワッとブレーキを効くように(いわゆる当て効き)しています。
当店では指定がない限り、しっかり効くように面と面を合せる調整をしています。
ご希望の方は言ってくださいね


こちらがトゥーインを付けた状態です
シューがリムに対し先端から徐々に当るようにしています。


トゥーインをつけるのが難しい時はこのような厚紙を用意します


厚紙をシュー後部に挟み込んでブレーキレバーを握ったまま取り付けると
比較的簡単にトゥーインが付きます


ねじを締めこんだ際にグルッとブレーキシューが回転してしまう場合は
写真の位置にグリスを少し塗ってやると楽に取付できます


ブレーキレバーの引き代ですが、当店ではやや強めに握った際に写真の位置で
止まるくらいに調整しています。(本気で握るともうちょっと動きます)
レバー引き代調整で一番やってはいけないのが「握りこんだ際にレバーがハンドルに当る事です」
レバーがハンドルに当ってしまうとそれ以上ブレーキが効かないので危険が伴います


シリアスレーサーの方は前述の微妙なタッチを重視するのと、深く握った時に力強く握れる様に
引き代は写真のようにハンドルギリギリに合わせる方が多いです。
この調整はメリットも多いのですが、一つデメリットがあります。
ブレーキシューが減るとすぐにレバーがハンドルに当ってしまうので高い頻度で
再調整が必要となります
あくまで頻繁にメンテナンスする方向けの調整と言えます。
自身で調整しない(できない)方が大半なので、メンテナンスの頻度を押さえるため
当店では引き代を浅めにしています。
こちらも希望の方は言ってくださいね

ブレーキ調整一つとっても奥が深いですね。
ブレーキは安全にかかわる重要な部品なのでキチンと整備しましょうね

 

明日14日(火)は振替営業いたします。
明後日15日(水)は振替休業となります。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします

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エントリーブレーキ、お手軽カスタム♪

2017-06-18 22:47:08 | メカニック

こんにちは

エントリー向けのロードなどを購入の皆様、ブレーキの利きの悪さにお悩みではございませんか?
ロードバイクなどは105グレード以上のブレーキ本体ごとの交換をお勧めしていますが、
(ダブルピボット構造なので小さな力でも大きな制動力が得られます
「ご予算にあわない」と言う方もいらっしゃるかと思います。
もう少しご予算控えめでブレーキ性能を上げる方法をご紹介します。


エントリー向けロードに良くついているタイプのブレーキシューは、
写真のようなものが多いと思います。
このタイプは力がかかる支点以外は柔らかいゴムなので、しなってしまいリムに対し均一に力がかかりません


しかし、105グレード以上のブレーキシューには「カートリッジ(舟)」と呼ばれる金属の
サポートが付きます
これによってブレーキ全体の力をリムに対してほぼ均一にかけることが出来ます。
つまりカートリッジ式のブレーキシューに交換するだけで、制動力を上げることが出来るのです
価格も105グレードで1ペア1,292円(税抜)とお手軽ですよ


Vブレーキもこのようなタイプが多いと思います


Vブレーキもカートリッジ式に変えると良く効くようになりますよ
お手軽カスタムで安全性をアップしませんか

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