オリーブサイクルなう

香川県飯野町スポーツ自転車店の情報発信ブログです。

初めてのオンロードスポーツバイクあなたならどっち!?

2017-10-30 19:33:07 | うんちく・小ネタ

こんにちは

初めてスポーツバイク(オンロード)を検討されているお客様からのご相談の1つに
「クロスバイクかロードバイクか悩んでいます」
と言われます。
初めてのお客様からしてみれば「ハンドルが違うだけでしょ」と思われる方がほとんどです。
しかし、ロードバイクとクロスバイクは似て非なる物
その違いを簡単にご説明しましょう


まずロードバイクですが、一番特徴的なのが「ドロップハンドル」と言われるハンドル
基本的に手を縦にしてハンドルを握ります。
リラックスして「気を付け」をした際に手は胴体にそって縦方向だと思います。
手を縦にしてハンドルを握る事は人間にとって自然な姿勢になるので、長距離を乗るのに適しています
その他、下ハンドルを握る事によって深い前傾姿勢をとり風の抵抗を減らすことが出来ます。

フレームに関してですが、サドルの高さに対してハンドルが低くなるように設計されており、
クランクは踏む運動よりも回す運動がやりやすくなっています。

ギアは速く走る事を目的とした設定の物がほとんどです。

タイヤは細身の物が多く、やはり速く走る事に特化しています。

入門用の価格は8万円~17万円位が売れ筋

以上を踏まえますとロードバイクは
スピードが出しやすく、スピードを維持しやすい。
100キロ以上の長距離を走るのに適した乗車姿勢がとる事が出来る乗り物と言えます


クロスバイクのハンドルは「フラットバー」と呼ばれる横に真っ直ぐな物が付きます
こちらのハンドルはドロップハンドルに比べて低速でもふらつきにくいのが良い点です
ただし人間の自然な姿勢では無い、手を横方向にして握るので短時間で腕や肩に疲れが出ます

フレームは上体が起き上がる設計になっており、ステムも角度が付いているので
一般車から乗り換えるのに違和感の少ないアップライトな乗車姿勢が取れます
その反面、風の抵抗は増えるのでスピードは伸びづらくなります
クランクはやや回しづらく、踏む運動の方がやりやすい印象です。

ギアは急こう配でも対応できるように段数が多く、フロントがトリプルギアの物が多いです。

タイヤはやや太めで乗り心地良く、グリップするようになっています。

価格は5万円~8万円位が売れ筋

以上を踏まえますとクロスバイクは
瞬間的にはスピードが出ますが、風の抵抗を受けやすいのでスピードが維持しづらい。
50キロ位の距離に最適、100キロの距離を走るにはロード以上の体力が必要
一般車から乗り換えても違和感なく乗れるのでスポーツバイク入門用として最適

「ロードバイク」は長距離をスピード出して走るスポーツ性の強い乗り物、
対して「クロスバイク」は中近距離をのんびりサイクリングしたり、スタンドやバスケットなどをつけて
通勤に使用したりする実用性の強い乗り物と言えるでしょう
どちらもスポーツ車の爽快感を体験させてくれることは間違いないので、自身の使用目的や
今後の方向性で選ぶと良いですね

 

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わかやまサイクリングフェスタ2018の案内が届きました。

2017-10-28 22:33:07 | お知らせ

こんにちは

台風の接近でせっかくの週末が・・・状態が続いていますね。
明日は地元香川のレースイベント「みとよサイクルロード宝山湖大会」なども
催されるのに残念な天候です
参加の皆様に怪我などが無い事を願っています

さてさて、来春の情報になりますがサイクリングイベントの案内が届いていますよ

わかやまサイクリングフェスタ2018

2018年3月25日()開催
エントリー期間 2017年10月24日(火)~2018年1月31日(水)
定員に達し次第受付終了

第2回大会となる今大会
第1回大会に参加した店長としては非常に楽しみなイベントです
第1回大会の模様はこちらを参照
http://blog.goo.ne.jp/olive-cycle/e/acb3c517ea7fa739bcdaa895cddebeab

参加費はお高めですが、充実のエイドと世界遺産の絶景を望みながら走る爽快感は格別ですよ

オフィシャルページとエントリーはこちら
http://jtbsports.jp/contents/cyclingfesta/#contact

第2回大会も行きたいなぁ~

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ライオン入荷しました。

2017-10-27 22:12:08 | 商品紹介

こんにちは

ライオンが入荷しました

ライオンと言っても当店は自転車店
自転車店でライオンと言えば・・・

「フランドル ライオン」のアレです


フランドル ライオン バーエンドキャップ
定価 1,200円(税別)

ベルギー国旗の由来となった「フランドル公家」の紋章であるライオンを
アルミニウムキャップにレーザープリントした商品です


ブラック


レッド

スクリューキャップの採用によって、より確実に固定できますよ

ハンドル周りのちょっとしたオシャレにいかがでしょうか

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タイヤに空気を入れましょう

2017-10-25 22:12:19 | うんちく・小ネタ

こんにちは

相変わらずブログ難民な店長です。
「ネタっネタっ」と日々考えながら作業に勤しむ毎日です。

当店はスポーツバイクをメインに扱う「町の自転車屋さん」なので、基本的に一般車いわゆるママチャリは
置いておりません。
しかし宇多津町では目立った場所で一般車を扱うお店が見当たらないせいか、
当店に一般車修理のご依頼が良くあります。
基本お人よしの店長、このまま帰って貰うのも可愛そうですし、
わが師からのお言葉「一般車をまともに修理できない人間にはスポーツ車の修理も出来ない」と言う教えを
律儀に守っており、技術を錆びつかせないためにも一般車の修理を請け負っています。
通学車を1シーズン200台以上組み立て鍛えた腕がダイナビ―のように唸りをあげます。
と言うわけで今日は一般車修理ラッシュ(パンク修理)でした。
修理中に特に気になった事があります。
それは・・・
空気を入れていない方が沢山いらっしゃる事です
また、空気が自然と徐々に抜けていく事を知らない方が多いようです。
空気が少ない状態で乗り続けると、まず「リム打ちパンク」しやすくなります。
※リム打ちパンクとは段差などでタイヤに大きな衝撃がかかると車輪(リム)でチューブを
地面で挟み込んで切ってしまうパンクです。蛇が噛んだような跡が残るので別名「スネークバイト」といいます。
そしてタイヤのサイドウォールがたわんだ状態で負荷がかかるので、サイドのひび割れが促進されます。
その他に・・・
パンクしたまま乗り続けている方も沢山いらっしゃる事です
パンクしたまま乗り続けるとタイヤの中でチューブがどんどん引っ張られて「びよ~ん」と
長く伸びて行きます。
長く伸びたチューブは次第にバルブ位置に集まっていき塊になります。
その際に異物が残ったままだと、そこらじゅうに穴をあけてチューブをダメにしてしまいます
異物が残っていなくてもチューブは消しゴムのように磨り減っていき薄くなり、自然と穴が開きやすくなります。
今回は一般車で例えましたがロードバイクでも同じことが言えますよ。
(空気の無いまま乗るとロードの場合タイヤ、チューブだけでなくホイールリムも削れてしまいます
皆さん定期的に適正値まで空気を入れて快適な自転車ライフを送りましょうね~

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ロードディスクブレーキのメリット・デメリット☆

2017-10-24 01:24:29 | うんちく・小ネタ

こんにちは

最近雨続きで「走行会」ネタなどが出来ない事もあって、ブログネタがほぼ尽きている店長です。
そんな時はネタに走るかウンチクに走るかに限ります。
余りおふざけが過ぎてもいけないので今回はウンチクに走りたいと思います。
皆さんが気になる「ロードディスクブレーキのメリット・デメリット」について知っている限りお話しいたします。


まずメリットついてですが。

1.ディスクブレーキは写真のようなバイクを代表する「エアロロード」に良く搭載されています。
それはなぜかと言いますと、ディスクブレーキの方がキャリパーブレーキよりも空力特性が良くなるそうです。

2.通常のキャリパーブレーキはホイールのリムにブレーキシューをあてるため、時間と共にリムが痩せてきます。
ですので寿命を延ばすためにはリムを分厚くする必要があります。
ところがディスクブレーキはハブに取り付けたディスクローターを掴んで止まるので、ローターは痩せますがリムは
痩せないので分厚くする必要がありません。
すなわちホイールの軽量化が出来るわけです。
(ローターは痩せたら交換できるのでリムの寿命も延びると言えるでしょう)

3.リムが熱を持たないので連続した長時間のブレーキングによるカーボンリムなどの変形及び
チューブの熱膨張によるパンクを防げます。

4.ブレーキでホイールをロックしてしまった際、キャリパーブレーキはホイールの端を掴むため
ジャックナイフしやすいが、ディスクブレーキはホイールの中心を掴むのでジャックナイフしにくい。

5.ブレーキが雨の日でも非常に良く効く

6.ディスクブレーキ搭載のホイールは写真のように真ん中に大きな穴が開いたハブに
太いシャフトを通す「スルーアクスル」と言う方式を取っています。
「スルーアクスル」を採用する事によって車体剛性が上がりカッチリとした走りになります。

大体以上がメリットになります。

続いてデメリット

1.キャリパーブレーキより良く効くので、慣れていないとホイールをロックさせやすい。
(マウンテンバイクほどは効かないようです。)

2.集団で落車の際にむき出しのローターで怪我をする可能性がある。
これに関しては賛否両論で危ない様な気もします。
対策を取っているメーカーもあり、カンパニョーロなどはエッジ部分を極限まで丸く削り
触れても切れない様にしています。
人によっては「ローターよりチェーンリングの方がよっぽど危ないじゃないか」と言う方もいます。

3.ブレーキパッドおよびディスクローターにオイルなどが染み込むと効きが悪くなる。
(パッドやローターにオイルが付着すると基本的に交換しないといけません)

4.「キィィィ~」という音鳴りがしだすと基本音が鳴りやまない。
(対処法もありますが全く効果をなさない事が多いです。)

5.ローターが歪んでいるとパッドに擦ってしまい「シュッ、シュッ、シュッ」と音が鳴る。
安いディスクブレーキは新品でも大きく歪んでいることが多く、ほぼ完ぺきな修正は不可能

6.メンテナンスに時間がかかる。
定期的にオイル交換をしないといけませんが、昔より簡単とはいえエア抜きに時間がかかります。
出先でのトラブル(オイル漏れ)には基本対応できない。

7.正式認可がまだされていないのでレースによっては出場できない事もある。

以上が私が知っている限りのメリット・デメリットです。
もしかしたら漏れや思い違いもあるかもしれませんがご勘弁を
世界的にはディスクロードは徐々に浸透し始めています。
もしかしたら今後主流になるかもしれませんね

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