9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について 山口薫 著<公共貨幣> その11 

2016年12月23日 | 日記
とあるスナックで

小林
昔は<通貨発行権>は、国家、または領主が持っていたんですね。ところが、銀行の<金の預かり証>が<紙幣>として流通していき、そして、国家が唯一の貨幣発行権を持つ所ということが崩れていってしまったんですね。
そして、1694年に、イギリスの中央銀行のイングランド銀行とイングランド政府との間で協定が出来たんですね。その内容は。

イングランド政府の発行する国債と等価の紙幣をイングランド銀行が販売する


ということなんですね。でもこれがどういう事なのか、すぐにはわからないですね。

これで<債務貨幣システム>が確立したんですね。貨幣発行権を国家から、中央銀行(特定の民間銀行)が持つようになったんですね。

コー
そうなんだな、もともとは国家が持っていたんだな、<貨幣発行権>は。

だから逆に考えると、<貨幣発行権>を国家が持っていたとしても、経済をうまく運営できるとは限らないんだな。そこは適正な経済運営というものが必要だということだ。当然といえば当然だ。インフレの時に通貨量を増やせばますますインフレになるし、デフレの時に通貨量を減らせば、ますますデフレになる。

問題は、その<通貨量>を増やしたり減らしたりする<権限>をだれが持っているかということだと思う。その権限を持つというこは、どういう意味があるかということだと思う。

そして現在の<債務貨幣・株式所有システム>が生まれたんだな。それから約300年たって世界はどうなったか、山口薫のこの本の、P-105

「グローバル企業支配のネットワーク」

 そんな分析をすると、読者の皆さんからうさんくさい陰謀論だと一蹴されてしまいそうだが、決して陰謀論でも何でもない。OECDのデータに基づいて科学的、客観的にーーーーーーーー。そして、こうしたグループが残りの企業を全部、株式所有で支配しているという構造が浮かび上がってきた。具体的には、コアの部分の146の企業が取引全体の40%を支配しており、それを737社に拡大すると、実に世界の取引の80%を支配している。
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