とあるスナックで
小林
コー
小林
じゃ、フッシャーの交換方程式 MV=PT も間違っているんですか、コーさん。
コー
そう、この式は、限定的にあっているということだと思う。
まず考えなければならないのは、経済は、物を生産しない<金融経済:株 不動産 為替など>と物を生産する<実体経済>にはっきり二つに分けられるということだ。
だから、フィッシャーの交換式 MV=PT だろうと変形の MV=PY だろうと、左辺の(流通貨幣量)が、金融経済と実体経済の合計ならば、右辺も金融経済と実体経済の合計したものではならないということだと思う。
ところが<物価>とは、実体経済の価格のことだろ。金融経済の価格は含まれないんだ。ここがポイントだと思う。
この事を考える前に、その前提として、つぎの3つの式は成り立つということを理解しなければならない。
(通貨で買った取引総額) = (商品を売った取引総額)
(通貨で買った取引総額) = (使われた通貨量) × (使われた通貨の流通速度)
(商品を売った取引総額) = (商品の取引量) × (商品価格)
そして経済は、(金融経済)と(実体経済)に分けられる。ということは、
(通貨で買った取引総額)は、(金融経済の通貨で買った取引総額)と(実体経済の通貨で買った取引総額)で分けて考えなければならない。
(商品を売った取引総額)は、(金融経済の商品を売った取引総額)と(実体経済の商品を売った取引総額)で分けて考えなければならない。
これで分かってくれたんじゃないかい、小林君。
教科書の交換方程式のどこが間違っているのか、もうわかってくれたと思う。
もっと詳しく分かりたいならば、天野統康 著 <詐欺 経済学原論 (株)ヒカルランド 2016年4月>とリチャード・A・ヴェルナー著 < 謎解き! 平成大不況 PHP研究所 2003年4月>をじっくりじっくり読んで欲しい。
単に教科書の一部が間違っていたということではないんだ。
黒田日銀総裁、あなたは一体どこに(お金)をジャブジャブ増やしているんですか、(実体経済)ですか(金融経済)ですか?
(金融経済)に(お金)を増やして、はたして(実体経済の物価)は上がるんですか?
(金融経済)に(お金)を増やして、はたして(名目GDP)は上がるんですか、そして(税収)は上がるんですか?
まず考えなければならないのは、経済は、物を生産しない<金融経済:株 不動産 為替など>と物を生産する<実体経済>にはっきり二つに分けられるということだ。
だから、フィッシャーの交換式 MV=PT だろうと変形の MV=PY だろうと、左辺の(流通貨幣量)が、金融経済と実体経済の合計ならば、右辺も金融経済と実体経済の合計したものではならないということだと思う。
ところが<物価>とは、実体経済の価格のことだろ。金融経済の価格は含まれないんだ。ここがポイントだと思う。
この事を考える前に、その前提として、つぎの3つの式は成り立つということを理解しなければならない。
(通貨で買った取引総額) = (商品を売った取引総額)
(通貨で買った取引総額) = (使われた通貨量) × (使われた通貨の流通速度)
(商品を売った取引総額) = (商品の取引量) × (商品価格)
そして経済は、(金融経済)と(実体経済)に分けられる。ということは、
(通貨で買った取引総額)は、(金融経済の通貨で買った取引総額)と(実体経済の通貨で買った取引総額)で分けて考えなければならない。
(商品を売った取引総額)は、(金融経済の商品を売った取引総額)と(実体経済の商品を売った取引総額)で分けて考えなければならない。
これで分かってくれたんじゃないかい、小林君。
教科書の交換方程式のどこが間違っているのか、もうわかってくれたと思う。
もっと詳しく分かりたいならば、天野統康 著 <詐欺 経済学原論 (株)ヒカルランド 2016年4月>とリチャード・A・ヴェルナー著 < 謎解き! 平成大不況 PHP研究所 2003年4月>をじっくりじっくり読んで欲しい。
単に教科書の一部が間違っていたということではないんだ。
黒田日銀総裁、あなたは一体どこに(お金)をジャブジャブ増やしているんですか、(実体経済)ですか(金融経済)ですか?
(金融経済)に(お金)を増やして、はたして(実体経済の物価)は上がるんですか?
(金融経済)に(お金)を増やして、はたして(名目GDP)は上がるんですか、そして(税収)は上がるんですか?