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大阪クリニック放火事件の余波

2021-12-20 07:56:47 | 米屋の親父のつぶやき

 大阪で起こった「クリニック放火事件」。

 現在、24人の死亡が確認、3人が重体に。

 本当に痛ましい事件である。

 

 消火は30分。狭い空間に閉じ込められ、殆どの方が一酸化炭素中毒や気道熱傷などで亡くなられたとみられている。

 

 「クリニック」は相当な患者を抱えていたようだ。報道によると600人。朝一から20数人が待合室にいたとか。

 出入口は1ケ所。そこで「ガソリン」らしきものが撒かれ、暖房器具に引火したと。「ガソリン」なら一気に燃え広がる。というか爆発したのかも。

 それより「窓側」まで火災が広がったのは、もしかして「内装」に問題はなかったか?「難燃素材」使ってたら、あそこまで広がらなかったのでは?まぁ放火を予想していなかっただろうから仕方ないか?少々疑問符が付く。

 

 犯人とみられる男性は、事件30分前に西淀川にある自宅?にも放火。その足でクリニックに向かったのだろう。

 

 この「クリニック」は、心療内科と精神科が主。

 ネットでの評判は、「悪いこと」も書かれているが、それなら600人の患者を抱えているのは不思議。やはり「悪いこと」もあるだろうけど、「良いこと」も多かったのでは?

 犯人が患者もしくは元 患者だったとしても、「何か恨み」を買うような酷いことをしたのか?精神科・心療内科の患者だから犯行を起こす可能性が多いとは一概には言えないはず。ただ可能性は否定できない。

 犯人とみられる男は重体になっているだけに、事件解明はどこまで進むのか?

 

 この事件の余波はいかがなものか?

 総務省が全国の「雑居ビル」に総点検支持。防火管理がポイントというが・・・

 もし模倣犯のような事件が起これば、「心療内科・精神科」のクリニックに対して風当りが厳しくなるのでは?

 現在、入居中の場合、ほかのテナントはどう動く?

 そして次回更新時には・・・

 なにせこのような放火事件が起これば、その「不動産価値」は激減する。

 そして「火災保険」などについても見直しされる恐れも。

 

 むつかしい話である。

 精神科系診療所は、大阪で780ケ所。殆どが病床を持たず、通院による診療を行っている。ということは、それほど大規模ではないということになる。

 このような「クリニック」の治療ってどんなのか?一人当たりにかける診療時間はそれほど長くはないだろう。もちろん「初診」は別として。

 ということは「薬の処方」がメインなんだろう。

 大阪の中心地にあり、遠方からも患者は訪れていたようだ。

 精神科系診療の難しさが浮き彫りとなった事件である。

 

 お亡くなりになった方にお悔やみを申し上げるとともに、治療中の方の一刻も早い回復をお祈りいたします。


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