「かきチシャ (かきちしゃ)」
山口県 下関市
分類:野菜
【見た目】
葉色が赤紫色の系統と緑色の系統がある。系統によって葉の縮みの程度は異なる
【食味】
一般のリーフレタスより、ほろ苦く、やや硬い
【機能性等】
サニーレタスに比べ、カルシウムが35倍、鉄分が2倍、マグシシウムが3倍とミネラルが豊富
【由来】
古くから栽培されている。品種としては、古来からのカキチシャと明治時代に導入された品種が混在している可能性が高い
【調理法・加工品等】
チシャなます
【生産の見通し】
現状維持
【種子の入手先】
自家採種
*http://g-foods.info/zukan/product/product_775.html より
【生産地】下関市
【特徴】大島在来種(おおしまざいらいしゅ)。キク科でレタスの仲間。「ちしゃ」とは、茎や葉を切ると乳のような液を出す草木である乳草(ちぐさ/ちちぐさ)の意味。「かきちしゃ」は、掻(か)きちぎったときに乳状の液が出てくることから、そう呼ばれる。葉色が赤紫色の系統と緑色の系統がある。系統によって葉の縮みの程度は異なる。
【食味】一般のリーフレタスより、やや硬く、しゃきっとした歯ごたえがあり、ほろ苦い。サニーレタスに比べ、カルシウムが35倍、鉄分が2倍、マグシシウムが3倍とミネラルが豊富とされる。
【料理】チシャなます、サラダなど
【来歴】大島在来種は、古くから栽培されてきた。原産は中国と推測され、日本へは奈良時代に伝わったとされている。古くから山口県では馴染み深い野菜であった。品種としては、古くからのものと明治時代に導入されたものが混在している可能性が高い。しかし、1980年代後半にサニーレタスの出現によって栽培が激減し、入手困難となった。近年、下関市で栽培と出荷が再開された。
【時期】10月~6月
*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d35-%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e7%9c%8c/#i-13 より
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