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< 郷土料理 > 北海道 ラーメン

2023-11-08 07:45:55 | 郷土料理

 「ラーメン」

 主な伝承地域 道内全域

 主な使用食材 中華そば、長ねぎ、メンマ、チャーシュー

 歴史・由来・関連行事
 明治17年(1884年)、函館市で店を構える洋食店で提供された「南京そば」というメニューが「日本ではじめてのラーメン」だったという説があるが、詳しい資料などが残っておらず、定かではない。
 戦後になると、気温の低い北海道では「ラーメン」が食生活のなかに急速に浸透していく。札幌の「味噌ラーメン」、函館の「塩ラーメン」、旭川の「醤油ラーメン」など、地域ごとの風土に合わせた特徴のあるご当地ラーメンが生まれた。その後も道内ではラーメン店舗が増え、各店舗が味を競い合い独自の進化を遂げてきた。
 北海道の「ラーメン」は、油分が多い濃厚な豚骨をベースにすることが多いが、これには、アイヌの人たちが昔から食していた白濁の豚骨スープが受け継がれているという説がある。麺に関しては、自家製麺より製麺所でつくった麺を使用している店舗が多い。そのため店舗と製麺所の関係は深く、店舗が使う麺をつくっている製麺所から暖簾が贈られるという独特の習慣もある。

 食習の機会や時季
 道内にはラーメン店が数多くあり、季節を問わず、1年を通して食されている。

 飲食方法
 具材は、ねぎ、メンマ、チャーシューといったオーソドックなものが多いが、観光客からは、北海道の特産品を使った味噌バタ―ラーメンや海鮮ラーメンの人気も高い。
 また、各地域の風土に合わせたつくり方にこだわりがある。寒さの厳しい旭川市のラーメンはスープを香味油(焦がしラードなど)で覆うことで、スープが冷めにくくなり最後まで熱々のラーメンを食べることができる工夫がこらされている。一方、函館では、脂分が少ない豚骨の清湯スープが使われ、さっぱりとした味わい。また、釧路の「ラーメン」には細い縮れ麺が使われる。これは北洋漁業が盛んだったころ、忙しい漁師たちに素早く食事を提供するためゆで時間を短縮しようとしたからといわれている。そのほか、利尻島の「昆布ラーメン」、室蘭の「カレーラーメン」など、地域ごとの「ラーメン」を楽しむことができる。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 次世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から北海道民全体の宝物を選ぶ「北海道遺産」の中で、数少ない「味覚」として選定されており、観光や地域おこしの資源として、道内各地で地元の食材を使ったご当地ラーメンがつくられている。また、有名店が監修し、その名を冠したさまざまなラーメンをスーパーマーケットなどで購入することができる。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/ramen_hokkaido.html より

 ほんとにバリエーション豊かな「北海道ラーメン」。

 https://hokkaido-labo.com/area/all/hokkaido-ramen ご参考までに。


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