「大浦ごぼう」
【生産地】匝瑳市(そうさし)大浦地区
【特徴】大きいもので長さは1m、太い場所は外周30㎝を超える巨大ごぼう。
【食味】市場には流通していない。奉納後は一晩中水につけてあく抜きされ、砂糖とみりんなどで甘く煮付けられ、願い事の成就を祈願する「御護摩祈祷(きとう)」に訪れた人に振る舞われる。
【来歴】平安時代中期の939年に平将門の乱が勃発し、戦勝祈願に同寺を訪れた藤原秀郷が大浦ごぼうを食して乱を鎮圧。これが元となって「勝ちごぼう」と呼ばれ、精進料理で振る舞われてきたという。収穫後は成田山新勝寺(成田市)にすべて奉納され、精進料理として提供される。一般には流通せず、「門外不出」の種を6軒の農家が守り続けて生産している。成田山新勝寺との契約栽培であり基本、市中には出回らない。市場に出回っているものは他地域産。
【時期】12月上旬
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