「金谷ごぼう-かなやごぼう」
【産地】村山地域>上山市金谷地区
【特徴】直径は2〜3cm、長さは1m前後で根の先端近くまで太さが一定になるのが特徴。通常のごぼうよりも根の先まで太いため機械ではなく手作業で収穫する。
【食味】根の先まで太く、肌が白くなめらかで、すが入りにくく軟らかい。アク抜きせずに調理できるほどアクが少なく香り高い品種。
【来歴】江戸時代後期に上山市金谷の農家が山形市内から種子を持ち込んだのが栽培の始まりで、その子孫が代々種子を守り継いでいる。
【時期】10月中旬〜12月中旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-31 より
守り継がれる金谷ごぼう
上山市金谷の農家が江戸時代後期に山形市内から種子を持ち込んだのが「金谷ごぼう」栽培の始まりで、その子孫が代々種子を守り継いできた野菜です。
金谷地区は須川と蔵王川の間に挟まれ、ごぼう栽培に適した良質な砂質土が豊富に堆積している地区です。
金谷ごぼうは通常のごぼうよりも根の先まで太いため、機械ではうまく収穫できず、手作業で収穫しています。
また、種を採取する際には、種の入った皮を取り除く作業を行います。
その時種の皮がチクチク痛く、採種作業はとても苦労します。
さらにごぼうは連作を嫌うので、畑を転換するなど農家は細心の注意を払っています。
こうした結果、他にない香り高く軟らかい「金谷ごぼう」が現在も残っているのです。
金谷ごぼうの特徴
根の先まで太く、肌が白くなめらかで、すが入りにくく軟らかいのが特徴です。
また、アク抜きをせずに料理に使用できるほどアクが少なく香り高い品種です。
出荷状況
栽培地区:上山市金谷
出荷時期:10月下旬~11月下旬
問合せ先:鏡弥次郎
*https://www.murayama-shun.com/kodawari/kanaya.html より
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