いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<大阪製ブランド-インテリア・家具・雑貨> 花組子®ペンダントライト

2023-07-22 07:33:35 | 大阪製ブランド

 「花組子®ペンダントライト」

“光”で魅せる「花組子®」
和洋をつなぐ空間の装飾。

障子などの建具に、釘を一切使わず細かな木片を組み込んで意匠を表現する、それが組子。種村建具木工所は古くから受け継がれてきた伝統の木工技術を現代に調和させたいと、挑戦を続ける工房だ。
「花組子®ペンダントライト」は、まず上部に使用した無垢の吉野桧と下部の組子、その表情のコントラストで魅せる。組子が和の技術でありながら、モダンな空間にも映えるのは洗練されたデザインが施されているから。組子の多くは直線で表現されるが、本製品の組子は繊細な曲線を組み入れて表現している。モチーフの七宝柄は、円形が連鎖することから円満や調和の願いが込められた縁起の良い柄だが、折れないように注意深く微調整しながら凹凸のない連続模様に仕上げていくのが難しい。また、通常組子の厚みは10mm前後のところ、デザインを担当したナカジマミカ(Design* Magica)さんの提案はさらに薄い3mm。組子は0.1mm寸法が違うだけでも組み付けが合わなくなるが、木の特性を熟知した職人の技が、これらの精巧な表現を可能にした。さらに、組子の強度を保ち、サイズを一定にするためには木枠に入れるのが一般的だが、4枚の組子パネルを隙間なくアクリルに貼ることで、求められた繊細さを表現した。これによって美しい光の表情が紡ぎだされる。それはまるで優雅に揺れるレースのようだ。

木枠をなくした代わりに、直接アクリルに組子を貼りつけて強度と形を保っている。和紙を貼らず、ダイレクトに光を透過させることで、七宝組子一つひとつの曲線に光と影が生まれ、表情豊かなシーンを演出する。

 有限会社種村建具木工所 大阪府大阪市平野区喜連4丁目7番10号

*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/1623/ より


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日経トレンディ 2023 上半期 ... | トップ | <国産ワイナリー> くらむ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

大阪製ブランド」カテゴリの最新記事