「ねまがりたけ」
【産地】村山地域>西川町、朝日町、大江町
【特徴】雪解けとともに、雪の水分を吸って成長するため、月山周辺の町村では、積雪6mを超える豪雪地帯ならではの、瑞々しい澄んだ味、香りに育ち、良質のものが生産される。
【食味】やわらかくコリコリ、サクサクとした歯ごたえと、コクのある旨み。堅い根元は切り落とし、皮つきのまま、茹でたり、焼くなどして食す。汁物、鍋物、天ぷらなどに使われる。
【来歴】高山性のササでチシマザサと呼ばれ、根元付近が曲がって地面に接し、上部に持ち上がることから「ねまがりたけ」と呼ばれている。地元では栽培のものを「ねまがりたけ」、山採りのものを「月山筍」として区別する。
【時期】5月下旬~7月中旬
*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%E2%80%9506-%E5%B1%B1%E5%BD%A2/#i-33 より
●姫竹(ヒメタケ)/根曲がり竹(ネマガリタケ)とは
◆イネ科タケ亜科ササ属チシマザサ
姫竹や根曲がり竹と呼ばれているものはいずれも同じチシマザサ(千島笹)の若竹の事です。信越から東北にかけては「根曲がり竹」と呼ばれることが多く、山陰地方などでは「姫竹(ひめたけ)」又は「姫筍(ひめたけのこ)」などと呼ばれています。その他、山形県の月山周辺でよく採れる事から、この地方では「月山竹」又は「月山筍」と呼ばれています。古くから各地で山菜として親しまれてきました。
信越や東北は雪が多く、チシマザサの若芽が地上に芽を出し始めは雪の重みで根元が曲がっているものが多いことから根曲がり竹と呼ばれるようになったと言われています。
◆姫竹/根曲がり竹の特徴
姫竹又は根曲がり竹は竹ではなく、笹の若芽なので、孟宗竹の筍と比べるととても細く小さいです。比較的細めのハチクに近い感じです。
断面を見ると、中は白く、ハチクよりも肉厚で、中の節ごとの空洞が狭いのが分かります。
食べると、歯ざわりがとてもよく、孟宗竹などとは少し違いますが優しくとても良い香りがします。アクが少なく生のままかじってもそれ程エグミは感じません。
●姫竹/根曲がり竹の主な産地と旬
◆主な産地
山陰地方や信越、東北地方、それに北海道などが主な産地となっています。
◆収穫時期と旬
姫竹又は根曲がり竹は地方によって採れる時期がずれてきますが、早いところでは5月初旬頃、遅いところでも5月下旬辺りから収穫が始まります。出回るのはその5月から6月にかけてとなります。
*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/TakenokoHimetake.htm より
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