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うまいッ! NHK「ほのかな甘みとシャキシャキした食感パクチー~岡山県岡山市~

2024-06-22 08:25:48 | うまいッ!NHK

 うまいッ! 「ほのかな甘みとシャキシャキした食感パクチー~岡山県岡山市~」 2016年10月16日

 番組内容
 近年人気急上昇中のパクチー。国産パクチーの生産も増えている中、生産量を特にのばしているのが岡山県だ。岡山でいち早くパクチー生産を始めた植田輝義さん(41)は甘くてシャキシャキのパクチーを目指している。うまさの秘密は根を丈夫に育てること。そのために、独自の方法で土作りを行っている。また、東京にはパクチー料理専門店も登場する一方で、自宅でパクチー料理を作る人も増えている。その多彩なパクチー料理を紹介。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201610160615001302100 より

 詳細不明につき、勝手に調べてみました。

 パクチーが苦手な方でも食べられちゃう!スイーツに使われるほど甘い『岡山マイルドパクチー(岡パク)』とは 投稿日
2020年12月3日 著者久保千聡 カテゴリー 美観堂の生産者さんご紹介

 『岡山マイルドパクチー』とは?

 『岡山マイルドパクチー』とは、岡山市玉柏(たまがし)の牟佐地区だけで生産・出荷されている、岡山ブランドのパクチーです。

 通称『岡パク(OKAPAKU)』と呼ばれ、年間の生産量は約20トン。

 福岡県や静岡県に生産量は及びませんが、農林水産省からも認められたほど、ブランドとしての知名度はトップクラスを誇ります。

 『岡パク』の特徴は、なんといっても、とても食べやすいこと。

 パクチーが苦手な人が「自分が食べられるパクチーに初めて出会った!」と口にするほど、葉っぱが小さく香りが控えめ。

 また、通常のパクチーと比べて2倍以上の糖度をもち、マイルドでやさしい味わいなんですよ。

 また、一般的なパクチーに比べて、根っこが甘いのも大きな特徴。

 ゴボウに似た味で、天ぷらはもちろん、油で炒めるだけでもOK。

 葉っぱも茎も、そして根っこも。
 捨てるところが一つもない、エコなお野菜なんです。

 『岡山マイルドパクチー』の生みの親・植田さん
 『岡山マイルドパクチー』は、『黄ニラ大使』としても有名な岡山の農家・植田輝義(うえだてるよし)さんが独自に種を受け継いで育てている品種です。

 実は植田さん、元々パクチーは「大っ嫌い」だったそう。

 そんな方がどうして、『岡山マイルドパクチー』を栽培するまでになったのでしょう。

 私、『美観堂』スタッフの久保がお話を伺ってきました。

 chisatokubo
 植田さん、最初はパクチーが大嫌いだったとお聞きしました。
 初めてパクチーと出会ったのはいつだったのですか?

 黄ニラ大使植田さん

 今から20年ほど前ですね。
 当時付き合いのあった築地市場の関係者さんから、「黄ニラと同じ中国野菜を作ってみてよ」とパクチーの種をもらったのがきっかけです。

 chisatokubo
 その種は、持ち帰って植えられたんですよね?

 黄ニラ大使植田さん
 はい。
 けれど、蒔いてできたパクチーは一口食べてすぐに吐いてしまいました…。
 こんなもん食べれるか!という感じでしたね。

 chisatokubo
 それはかなり苦手とみました(私なんかパクチーカフェ行くくらい好きなのに)!
 そこからどうやって、『岡山マイルドパクチー』を育てるようになったんですか?

 黄ニラ大使植田さん

 築地市場の方から勧められたものの、自分が好きじゃないものはお客様に提供したくなくて。
 どうせなら自信を持って自分の好きなものを…と悩んでいたところ、誰かが「パクチーっていろんな種類あるらしいよ」と教えてくれたんです。
 そこで、10種類のタネを仕入れてテストをしました。

 chisatokubo
 おお。
 やはり一つずつ違いましたか?

 黄ニラ大使植田さん
 はい。
 10種類のうち、最初の9種類はやはり僕には合わなくて「きついな…」と。
 でも最後に残った1つだけが、食べられたんです!

 chisatokubo
 うわ、最後の1つが食べられたっていうのがニクいですね〜!
 それが、『岡山マイルドパクチー』だったということですか?

 黄ニラ大使植田さん
 その通りです。
 生姜焼きの中に入れて食べてみたら、「ちょっと美味しいかも!」と思って…!
 最後に食べたこのパクチーを改良していこうと思いました。

 このお話のあと調べてみたのですが、パクチーは種だけでも300種類以上あるそう。

 その中から10種類を選び抜き、『岡山マイルドパクチー』の原種に行き着くとは…植田さん恐るべしです。

 7年間の試行錯誤の末、確立された栽培方法
 2000年に試験栽培を開始した植田さん。

 今とはちがい、パクチー栽培に関する本もなければ、インターネットもない時代での『岡パク』づくりは難しく、試行錯誤の状態が続いたといいます。

 結局、栽培方法が確立するまでにかかった時間は約7年…!

 一番大切にしているポイントを伺ったところ「パクチーは乾燥に弱い野菜なので、水を切らさず上手く与えてあげること」と教えていただきました。

 こうして一人で行なっていた『岡パク』栽培ですが、次第に仲間を作りたくなった植田さん。

 黄ニラや大根を作っていたご近所さんを、何度も説得して回ったといいます。

 その甲斐あって、今では4件の農家さんが『岡パク』を生産するように。
 正式な生産組織『JA岡山パクチー部会』も発足し、確実に勢いを増しています…!!

 ちなみに、『JA岡山パクチー部会』が使う種は、植田さんが栽培方法を確立した『岡パク』から獲った種のみ。

 岡山市玉柏・牟佐地区だけで栽培されているため、農林水産省からも「岡山ブランド」として認められているんですよ。

 植田さん、『岡パク大使』になる
 実は植田さん、『岡山マイルドパクチー』の魅力を県内外に宣伝するため『岡パク大使』として活躍されています。

 公式ではなく、植田さんが自ら名乗り活動されているものなのですが、その精力的な活動は凄まじく。

 なんと2017年。
 『岡パク』の珍しさを聞きつけて、パクチーの本場・タイの取材を受けられました!

 取材当日は、「タイのテレビが岡パクを取材に来たぞ!」と日本のメディアも集まり、植田さんの姿は見えないほどだったとか…!

 『岡パク』オススメの食べ方
 岡パクのオリーブオイル炒め
 弊社代表・犬養(わん)さん考案のレシピです。

 必要なものは、オリーブオイル、ごま油、塩、そして『岡山マイルドパクチー』。
 それらを、ざっと炒めるだけで完成です。

 「マイルドで食べやすいのにパクチーの豊かな香りが鼻に抜けていく美味しさ」とのことですよ〜!

 バニラアイスの岡パク乗せ
 バニラアイスにパクチー!?と思われるかも知れませんが、とってもオススメしたい組み合わせ。

 必要なものは、アイス、お砂糖、砕いたナッツ、そして『岡山マイルドパクチー』!

 アイスの上にそれらを乗せるだけなのですが、甘さと爽やかさの絶妙なバランスに虜になるスタッフが多いんですよ。

 冬はお鍋にパクチーを!
 これからの季節、植田さんがオススメしたいと言ってくれたのが、お鍋に『岡パク』!

 どんな味のお鍋でもOK。
 ざっくり切って入れるだけで、爽やかな香りとマイルドな味わいが楽しめるとのことです。

 自宅で気軽に楽しめる、「岡パク」を使ったお醤油
 パクチーしょうゆ
 今年の2月、植田さんの『岡山マイルドパクチー』を使ったお醤油が完成しました。

 『黄ニラしょうゆ』、『燻製だししょうゆ』に続く、美観堂オリジナル醤油の第3弾。
 マイルドパクチーを使っているため臭みやエグみがなく、今までパクチーを嫌厭されていた方にもオススメしたいお醤油なんです。

 黒胡椒も入っているためドレッシングやお肉料理との相性も抜群!

 『岡山マイルドパクチー』の入り口として、ぜひお試しいただければ嬉しいです。

*https://bikando.jp/magazine/okapaku/ より


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