「かき菜」
【生産地】館林市
【特徴】アブラナ科アブラナ属の野菜。耐寒性が高く、秋口に播種し、厳冬期を過ぎて春先に収穫する。農薬の使用頻度が少なく、1株から3回ほど収穫でき、高齢化が進む農家にとって比較的身体への負担が少ない特長を持つ。
【食味】茎が柔らかく、甘味があり、味にクセがないので、様々な料理に用いられる。お浸しなど、茹でて食されることが多い。早く傷みやすいため、収穫・購入から数日で使い切るか、下ごしらえする必要がある。栄養価(ビタミンやミネラル)は最近のF1ホウレンソウやコマツナを上回る。
【来歴】北関東(特に群馬県館林市や栃木県佐野市など両毛地域)で栽培され、古くから春先の野菜として重用されてきた。「なばな」と同系統だが、西洋アブラ菜ではなく、在来種またはその変種と見られる。成長中の植物の若芽を掻き取って収穫する事から「かき菜」と呼ばれるようになった。
【時期】12月~4月
* https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%e2%80%9510-%e7%be%a4%e9%a6%ac/#i-9より
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