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日立マクセル、DVD-Rなどの記録メディア生産を終了

2008-03-05 18:02:07 | ニュース
日立マクセルは3日、DVDなど光ディスクの自社生産から撤退することを正式発表しました。
「マクセル」ブランドでの販売は台湾メーカーなどに生産委託をして継続するようです。


昨日、一昨日の記事に続いてまたまた撤退報道?!
と、驚いてしまいましたが、実はそれほど大きな話じゃないんですよね。

マクセルと言えば良質な記憶メディアを提供するメーカーで有名ですが、実は以前から一部は海外委託を利用しているようです。
委託先は台湾のRiTEK社で、設計などをある程度委託先に任せる「スーパーODM」として去年の春から委託を開始しています。
多分、生産もコストも軌道に乗ったので自社での生産から撤退することになったのでしょう。

実はこの手の委託はあまり驚くことではなく、すでにメディアメーカーは色々なところでOEM形式に切り替えています。
TDKも2年ほど前に自社生産から撤退して委託をし、自社ブランドで販売を続けています。
日本のメディアメーカーはいくつもありますが、実際生産を行っている会社は数えるくらいしかありません。

それでもメリットはあるかと言われれば、メリットがある場合もあるんですね。
理由はネームバリュー
マイナーなメーカーよりもメジャーなメーカーのメディアの方が売れますからねぇ。

マイナーなメーカーがメジャーなメーカーのOEM製品を出すのなら違和感がありませんが、その逆の場合はちょっと違和感があるかもしれませんね。
でも、マイナーなメーカーでも技術力を持っている会社ってのはいくつもありますからねぇ。


ただ、問題は品質がどう変わるか…ですね。

記録型のCDやDVDの場合、質が悪いと書き込みに失敗したり、もしくは書き込みすら出来なかったりしますからねぇ。
テープメディアの場合はそういったことは少ないですが、CDやDVDの場合は書き込みに失敗することなど結構あるようです。

しかも、長時間かけて書き込んだ後に失敗したら結構ショックですよね。
失敗は出なかったのに読み込めないってこともあり得ます。

そうなるとメディアの品質というものは慎重に選びたいですよね。
メディアの価格よりも大事なデータが損失する方が辛いですし。

良くメーカー毎にどこが良いとか聞きますが、実はOEM製品であって同じだったり、委託先が切り替わって品質が下がっていたりする場合があります。
でも、やっぱり多く聞くのは海外メーカー品は良くない…ということですね。
特に台湾メーカーなど…。
まぁ、実際は歩留まりの問題だとは思いますが…。


Blu-ray Discなど、今後もこの手の円盤形記憶メディアは残るとは思いますが、生産メーカーは徐々に減っていくのでしょうね。
可能ならば安定して生産できる手法を生み出して欲しいものです。


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