茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

メール

2009年03月21日 | 気まぐれ日記
遠く離れた友人知人に互いの近況を知らせ合うことは大切なことですよね。
つい先日のことですが、神戸市に住んでおられるKさんとは暫く連絡を取り合っていないなぁ~と思いメールをしました。
“大変ご無沙汰をいたしておりますがお元気ですか?”の書き出しにはじまり、そして現在の自分の近況をお知らせしました。
直ぐにKさんから返事がきました。
“今年約30名位を目途に募集し、9月頃に皆さんを隠岐にお連れしようと思っていますが、茶山さんのご都合はどうでしょうか?”との大変嬉しい返事が届きました。

私たちが10数年前から交流人口の拡大を図るため取り組んでいる「まるごと隠岐民謡の旅」の企画でKさんには何度となくお世話になり、相当の人数の方々を隠岐にお連れ頂き私たちと交流を重ねてきました。
Kさんは藤本流の三味線の名取で、現在は神戸市のシルバーカレッジの民謡クラブなどでボランティアで指導されたり、慰問などをされている方でもあります。
隠岐の民謡にも大変興味を持っておられ、私たちもKさんのお世話により神戸市で隠岐民謡の講習会等を何度か開催させて頂いております。
返信のメールを頂いてから直ぐにトラベル関係の担当者に連絡を入れ、これから9月の旅行日当日まで互いに連絡を取り合って旅のプランを詰めていくことになります。

前回Kさん御一行が当初希望しておられた旅行日程と私の新見市での舞台が重なったことがありました。
そのときKさんは“それじゃこちらの日程を変更します”とまで言って下さり変更したところ、その日が運悪く悪天候のため飛行機が欠航となってしまった。
またまた余儀なく日程変更となり申し訳ない気持ちで一杯でしたが、三度目の正直で?無事に隠岐空港に降り立ったときには我が胸を撫で下ろしました。

よくよく考えてみれば、そこまでして思って頂けることは大変有り難いことです。
遠く離れた友人知人なかでもお世話になった方々と、互いに近況を知らせ合うことは大切なことだとつくずく思います。