茶山守廣・隠岐三味線ブログ

名残尽きぬに 銅鑼が鳴る今宵

西郷港は 小雨も降らぬに 袖しぼる

        (隠岐民謡・しげさ節)

第6回「紀州路民謡全国大会」

2008年01月09日 | 気まぐれ日記
♪ここは串本 向かいは大島 仲をとりもつ 巡航船

♪潮の岬に 灯台あれど 恋の闇路は 照らしゃせぬ

お馴染みの和歌山県民謡「串本節」ですが、来月2/17(日)に母なる川、清流紀ノ川のほとりの自然豊
かな場所に建つ、紀の川市の粉河ふるさとセンター(写真)にて標記の大会が開催されます。

先日のブログにて1月は安来市の安来節演芸館、そして東京は大田区民センターでの舞台の紹介を
しましたが、来月はこの和歌山での舞台にもおじゃまします。
どうして隠岐から和歌山に?と思われるかも知れませんが、実は話せば長いことながら?実は短くて
ごく簡単な話なのです。

和歌山にこの人あり!昨年の5月NHKホールにて、各地の全国大会の覇者が一堂に会し開催された
「日本民謡フェスティバル2007」は皆さんの記憶に新しいところだと思います。
「安来節」を素晴らしい節回しで唄いきって、見事グランプリに輝いた女性の方を覚えておられますか?
背はスラリと低く?六口(無口?)でいつも必要以上に元気?で底抜けに明るい人!何を隠そう(別に
隠す必要もないが?)この人こそ藤原眞千子(ふじわらまちこ)さんです。

実は何を隠そう(隠すな!!)民謡を通じて知り合った我が親友でもあります。
最近の彼女はまさに破竹の勢い、隠岐での「しげさ節全国大会」安来市での「安来節全国優勝大会」
をものの見事に制し、余勢を駆って「日本民謡フェスティバル2007」へと駒を進めてあれよあれよと
いう間についに日本一になってしまった。
唯一つ親友として気になること・・・あのときの賞金○万円はどうしたの???

彼女と知り合ってからもう何年くらいになるだろうか?
現在は和歌山県民謡連合会の事務局長として大活躍、和歌山から軍団を引き連れて毎年5月には
隠岐での「しげさ節全国大会」に臨んでいるが(通称 和歌山軍団・藤原組)最近ではこれではまだ
まだ不足とばかりに8月の海士町での「キンニャモニャ祭り」にも軍団で参加している。

こんな事情だから彼女が取り仕切る「紀州路民謡全国大会」にはどんなことがあっても顔を出さねば
男がすたるというもんだ。(少々すたり気味ではあるものの?・・・)
元気印の彼女はもともと大阪の出身である(大阪のおばちゃんの象徴!豹ガラシャツは着ないが?)
彼女の良き理解者で絶対服従の?ご主人はタクシーの運転手で私と同い年でもある。
そして幸せなことに母親に似ず?美人で可愛い娘さんも唄・三味線・踊り・鼓と何でもござれです。

今日は随分と彼女を褒め称えて?しまいました。
いつも逢う度にそのパワーに圧倒されながら、こちらもその度にパワーをもらっています。
我が良き友よ!いつまでもパワー全開でいて下さい。

来月は隠岐から応援に行きますよ~!