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本とパンのあるくらし

おいしいパンと大好きな本があれば幸せ。
そんな私が綴る日々の暮らし。
おすすめ情報発信します。

レミさんの旅の絵日記

2023年11月13日 | 小説
フランス、スペイン、モナコ、イタリアを巡る家族の旅を描いた本を読みました。

「旅の絵日記」 平野レミ・文 和田誠・絵

    

料理愛好家の平野レミさんが文章を書いて、夫の和田誠さんが絵を描いてる。

レミさん夫婦と中学生の長男と小学生の次男、そして友人の関原さん。
5人の旅は、いい感じに力が抜けていて良いんですよ。

    

ちょっとクールな長男と無邪気で明るい次男。
和田さんの絵、いいですね。

レミさんはテレビで見るハチャメチャぶりとは違って、意外と淡々として冷静な文章を綴っておられます。
そこがなんだか好感が持てる。

    

そして、レミさんと和田さんの楽しくて心優しい人柄が伝わってくる。

息子さんたちが子どもだった頃のレミさんの旅日記。
いい家族だったんだなあ~って思いました。

ヨーロッパの食べ物、お宿、色々と魅力的なものが出てきますよ。

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ひなたストア

2022年05月16日 | 小説
面白くて一気に読んでしまった本、紹介します。

「ひなたストア」 山本甲士

   

主人公は、リストラの対象にされた平凡な中年男一成。

働くことになった所が「ひなたストア」という、見るからにさびれている小さなスーパー。
この店の副店長として、一成は…どうするよ?!

さまざまなトラブルに見舞われながらも、周囲の人たちの協力を得ていく一成。
廃業寸前?復活の道はあるのか?がんばれ、ひなたストア!

人生崖っぷちに近くなっても、なんとかなるもんですね。

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たそがれ大食堂

2022年04月25日 | 小説
百貨店の大食堂のマネージャーに異動となったシングルマザー美由起の日々を描いた小説。
面白かったので紹介します。

「たそがれ大食堂」 坂井希久子

    

よくいえば昭和レトロ。
でも実情は時代から取り残され、存続の危機をむかえつつある大食堂。

メニューのテコ入れを始めるあたりから物語が面白くなってきます。
オムライス、プリン、クリームソーダetc…。

上から目線の高飛車な料理長、元ヤンキーの副料理長。
ホール係のベテランのパートさん。
個性的なメンバーがそろってる。

大食堂どうなるのか、がんばれ~ってエールを送りたくなる物語でした。

受付嬢の白鷺さんのキャラクター、特に面白かったです。

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やがて訪れる春のために

2022年04月05日 | 小説
春らしいやさしい表紙絵に惹かれて手に取った本。
当たり!でした。 いい物語です。

「やがて訪れる春のために」 はらだみずき

    

嫌なことがあって勢いで会社を辞めた25歳の真芽(まめ)が主人公。

ひとり暮らしの春おばあちゃんが入院。
失業中でヒマな真芽は、祖母春の家の庭の世話をすることに…。

荒れ果てた庭に散らかった家の中、どうするよ?!
春おばあちゃんの言動もちょっとおかしいし…。

上手くいかないことも多々あるけど、日々丁寧に生きていくことで見えてくるものがある。
出会いもある。
やさしく心に響く物語でした。

庭で採れたラズベリーを使ったマフィンなど、真芽の手料理も色々出てきますよ。

    

家の庭じゃないけど、家の近くのしだれ桜。
きれいに咲いています。

庭がある、植物がある暮らし、いいですね。

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朗読っていいなあ

2022年02月26日 | 小説
本は目で追って静かに読むのが好きですが、朗読もいいですね。

昨日読み終えた本が朗読をテーマにした小説。
よかったです。

「遥かに届くきみの聲(こえ)」 大橋崇行

    

主人公は元子役の高校生透。
遥という女の子に無理やり朗読部に誘われ、しかたなく入部する。

実はトラウマをかかえている透の苦しみがヒシヒシと痛いぐらい伝わってくるけど…。
明るい遥にひっぱられて、なんとかなりそうになっていく。

ほろ苦くも清々しく心に響く小説です。

この本の朗読シーンで登場した中で印象に残ったのが…。

「宮沢賢治詩集」の「永訣の朝」
「ちいちゃんのかげおくり」あまんきみこ作

本の解釈のしかたによって朗読者の読み方が変わる。
同じ詩、小説、絵本でも違う受け取り方になる。

朗読っていいなあ。
家族と戦争がテーマになっている「ちいちゃんのかげおくり」を読みたくなりました。

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