カード利用、働く女性けん引、3ポイント上昇81%――UFJニコスまとめ。

2006年05月26日 | 消費動向/データ関連
 働く女性がクレジットカードの利用をけん引していることが、UFJニコスがまとめた「クレジットカード消費者調査」でわかった。働く女性のカード保有率は八六%と前回調査(二〇〇三年)に比べ四ポイント上昇。実際にカードを利用している率も八一%と三ポイント上昇した。男性に比べ保有率、利用率とも高く、ポイントなどを上手に利用しているという。
 経営者・自営・専門職を除く男性の保有率と利用率はそれぞれ七九%、七四%だった。
 調査対象全体のカード保有枚数は平均二・七枚と前回調査と同じだった。三人に二人が月二回以上使うなど利用頻度が上がったことに加え、公共料金など利用範囲が広がり、一カ月当たりの平均利用金額は三万九千円と前回に比べ四千円上がった。
 一方、話題の携帯電話を使ったクレジットサービスなど非接触ICカード決済の認知度は二一%と低い。各社のサービスが始まって間もなかったためとみられる。
 調査は昨年十二月に首都圏と関西圏の二十歳以上を対象に郵送で実施、八百五十八人の回答を得た。二年に一度調査している。