動画共有サイトに関する調査(特別編)--女性が上回る動画共有サイトの投稿経験

2008年01月07日 | 消費動向/データ関連
 Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社のボーダーズと共同調査のもと、動画共有サイトに関する調査を行った。

 動画共有サイトに関する調査(上)、(中)、(下)では、インターネットユーザーにおける動画共有サイトの実態調査を行ってきたが、今回の特別編では動画共有サイトの利用実態を男女別に分析し、属性ごとの違いや傾向をまとめた。

≪調査結果サマリー≫

・動画共有サイトの利用率は男性で91.6%以上、女性で83.6%と男性の方が高い水準にある
・男性ユーザーの64.6%が動画共有サイトを週に1日以上利用するコアユーザーである
・動画情報の共有経験は、男性で45.1%、女性で57.6%と女性の方が情報発信力が高い

 今回の調査対象は、16歳~59歳までの男女500人。男女比は50対50の均等割り付けを行なった。

 動画共有サイトの利用状況を男女別にみると、動画共有サイトの利用経験者(「動画共有サイトを利用したことがない」と回答したユーザー以外)は男性で91.6%、女性で83.6%となっており、女性に比べ男性の方が利用率が高いことがわかった。

 興味深いのは、利用経験では男性の方が高い水準にあったものの、「閲覧も投稿もしたことがある」では、男性の26.0%に比べ女性は30.8%と、若干ではあるが女性が男性を上回っている点である。動画投稿は視聴に比べるとそのハードルは高くなると考えられるが、女性は男性に比べ、利用率は低いものの、動画投稿へのモチベーションでは男性を上回っているのかもしれない。

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