こんにちは。
予告通り、出張が重なると、こんな感じになっちゃいます。 これでも途中には 「オートキャンパー」とかも読んだりしてるんですけどねぇ(笑)
では早速。 今回は3作もあるので、サクサク参ります。
有川浩 さんの 「 ストーリーセラー 」 です。
あらすじです。(某HPより抜粋)
このままずっと小説を書き続けるか、あるいは……。小説家と、彼女を支える夫を突然襲った、あまりにも過酷な運命。極限の選択を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた―
ちょっと意味がわからないあらすじですよね。。 でも、コレ仕方が無いと思うんです。 あらすじを書けば書くほど、ネタバレに成ってしまうから。。
こちらの本は、いつもの上司に借りた本です。 その上司の感想は・・あまり面白くない。 という感想でした。なので、あまり期待せずに読み進みますと・・・イヤ案外面白いですよ さすが、有川さんってな感じです。
まず、内容が 「世にも奇妙な物語」 もしくは、村上春樹さんの「IQ84」 なんです。 わかる人にはわかる。。 なので、上司世代にはちょっと・・・かもしれません。 簡単に言うと読んでいたストーリーが実は、夢だった的な。 本編はちょっと違いますが。感覚的にはそんな感じ。 既にネタバレ?(笑)
吾輩は受け入れられました。 でもって、 泣けます。。 ただし! 読み終えた後の満足感は得られませんのでご注意を。。
では今回の☆は 2つで~す。 展開は好き。 泣ける。 けど、?がイッパイなのでね~
続きまして~
東野圭吾 さんの 「悪意」です。
あらすじ(某HPより)
人気作家が仕事場で絞殺された。第一発見者はその妻と昔からの友人。逮捕された犯人が決して語らない動機にはたして「悪意」は存在するのか。
コチラの本ですが、読書日記(6)に続く、 加賀恭一郎シリーズの第4段です。 & 吾輩の読み返しシリーズなのです(笑)
今回も変わった趣向で楽しませてくれます。 今回は、各人物の「手記」として、その人の目線でストーリーが展開されていきます。
で、案外早くに犯人は捕まってしまいます。 この時点で終えても、最後まで読んでも結論(犯人)は変わりません。 でもそこが、今回(加賀)のスゴイ所が発揮されます。
そう。「悪意」 が満ちているかどうかです。 コレには読者の印象自体も覆す程の結論にはビックリします。 是非一度読んでみては。
☆は 2つ半です。 加賀刑事の過去のストーリーも出てたりします。 加賀刑事を知るにはこのへんは外せないのでは。
読者を飽きさせない展開には脱帽です。。
最後です。。
今回も 東野圭吾 さんの 「 禁断の魔術 」 です。
(8)と同じ東野圭吾作品ですが、コチラは もう一つのメジャー作品。 天才物理学者湯川学(福山雅治)による ガリレオシリーズ第8段 最新版です。と言うても、既に文庫化されてますが。。(笑)
あらすじ(某HPから抜粋)
高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある“企み”に気づくが…。
福山雅治以外のイメージが全く湧かないガリレオシリーズですが。今回は大変読みやすく、 サラサラした感じでした。 (抽象的すぎる(笑))
全く、この回だけを読んでも違和感なく入れると思います。 今回の事件解決に向けては、余り捻りがなく。 犯人であったり、手法であったりは、時系列に従ってあきらかになってくるので。そう言った意味での裏切りはほぼありません。
ただ、今回湯川に関しては、心奥にある信念の頑固さ加減は半端なく発揮されてるので、湯川ファンは非常にドキドキしたと思われます。
よって☆は 1つ半です。 謎解きという観点からは少し物足りないが、湯川の人間性はよくわかる作品ですかね~
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