こんにちは。
今回の本は・・・
東野圭吾 さんの「どちらかが彼女を殺した」 です。
前回の予告通り、「加賀シリーズ」を本当に読み返してみました!(笑)
実は、読んだ本を読み返すって事は基本的にしません。 何故なら、 読んでない(読みたい)本が沢山あるからー
でも、本来は読み返すべきなのです。 何故なら、 殆どわすれてるからー です。(笑)
で、今回初めて、読んだ本を読み返してみました。 何故なら、 読みたい本があるが、手元に何もなかったからー です。で、よい機会なので、
「加賀シリーズ」を読み返してみようと思ったのです。
さて、この 「どちらかが彼女」 ですが、 この加賀シリーズでいう 3作品目にあたります。 (どうせなら1作品目から読めよーですが・・)
本棚を探したのですが、1、2作品目が見当たらず・・・ 誰かに貸したままか? まぁどうでもよいので、3作品目から・・
遅くなりました、今回のあらすじです。
OLである和泉園子は、ある日路上で絵を売っていた佃潤一と恋に落ちる。しかし親友である弓場佳代子に潤一を紹介して数ヶ月が経ったある晩、潤一から別れを切り出される。潤一が佳代子に心変わりしたのが原因と知り、園子は深く絶望する。それから数日後、園子の兄康正は遺体となった妹を発見する。巧妙に自殺を偽装されていたものの肉親としての直感から他殺であると看破した康正は、自らの手で犯人に裁きを下すことを決意する。やがて潤一と佳代子に辿り着いた康正は確信する。潤一と佳代子、どちらかが彼女を殺した。
「あらすじ」、には加賀恭一郎の事が出て来ませんが、もちろんバッチリ出て来ますよー ストリー展開は、康正VS恭一郎VS(潤一&佳代子) という構図です。
さて、再び読み返しての感想ですが・・・。相変わらず 「よくわからん」です。 エ それって問題アリなんでは
実は、ここで重大な秘密を暴露致します。 実はこの作品。 小説界では当時物議をかました作品と有名らしく(笑)
当然吾輩は、リアルタイムでは、読んでないので真意はわかりませんが。。。
最後まで読んでも、「どちらかが彼女を殺した」 なんです 意味わからんですか?
要するに、 作者が意図的に、犯人を出さないんです。 (主人公の加賀は判ってますよ・・) でも、それを読者に伝えない手法をつかってるんです。
読者に委ねられるんですけど、・・・ 文庫版には、当時の反響が多くて、袋とじページが追加されてます。 要は事件解説ですね。
吾輩は、当初この袋とじを開けずに読み終えたままでした。 で、今回、初めて袋とじを開けて読みましたが・・・・・
ここでも、犯人は こいつだ とは教えてもらえません。。(笑)
ネット上で、この犯人論争のページは結構ありますので、まだ読んでない方は、本を一読してブログを確認してみてもよかと・・・思います。
ただし、このネットサーフィン中に、PCウイルス云々というサイトに遭遇しましたので、表示に騙されてクリックだけはけしてしないようにだけ。。ご注意を。 ブログページの最初だけみてたら特に問題ありませんよー、ココをクリックすると詳しい解説が・・とかは怪しいですよ。
よって総評は
物語のテンポ、展開等はすばらしい。康正が下す裁きにドキドキが止まりません。。 が、頭の弱い吾輩には結局犯人が確定せず・・・ 2回読んでも進歩出来てない現実を目の当たりに(笑)
よって 2つです。 是非、ミステリー好きの方は挑戦してみて下さい。。
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