記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

ベアフットランに挑戦してみた

2013-09-24 11:57:04 | Weblog
ベアフットというのは裸足のことです。なのでベアフットランは裸足でのランニング。まあ初回なのでランニングではなくウォーキングにしておきましたけど。

何で突然そんなものに挑戦したのかというと、そもそも前から少し興味がありました。きっかけはBorn to Runという本。前に当ブログでもご紹介したのですが、内容をすごく簡単にまとめると「人間の身体は走るためにできてる、だからショック吸収の靴なんていらないよ!」というもの。走り方としては、ランニングシューズをはいたときにするような踵からの着地ではなく、つま先から着地することで足首で衝撃を吸収して膝へのダメージを和らげます。踵で着地するとその衝撃がダイレクトに膝にきますからね。実際、陸上生活する動物で踵から着地して歩くものはとても限られています。その辺についてはこの動画がわかりやすいです。
人の足の骨と動物の足の骨(217秒)(NHK for School)

ただし、この走り方、普通の走り方とは違う筋肉を使うので慣れないと結構辛いんだとか。あと、さすがに裸足で走るのって足の裏を切ったりしそうで抵抗があります。そのためのベアフットラン用のジョギングシューズも販売していますが、結構高いし用途が限られ過ぎてて保留したままになっていました。

それを突然思い出させたのは、先日参加したツアーでガイドのお兄さんが山道を裸足で歩いていたから。「痛くないんですか?」ってきいたら「ベアフットランニングしてるからね」と。で、Born to Runの話をしたら当然ご存知で盛り上がりました。彼もウルトラマラソン(42.195kmを超える距離を走る異常なマラソン)に出場しているそうで、100マイル走るとかおかしなことを言っていました。ビブラムとスポンサー契約もしていて、ファイブフィンガーシューズも家にたくさんあるそうな。すげえ。


逞しいふくらはぎが素敵

で、彼を見て僕もちょっくら試してみるかなあ、と思いながら数週間。ようやくトライした次第であります。近所の公園にはガラスの欠片とか落ちてなさそうだしね。

前置きが長くなりましたが、そんなわけで初ベアフットランの感想。うん、まあこんなもんだよね、って感じ。思ったほど新鮮な感覚はありませんでした。ただ、「なんか健康にいいことしてる気がするなあ」というヘンな快感があったことを申し添えておきます。次回はもう少し距離を延ばして様子を見てみたいところです。

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”
日本放送出版協会


[ビブラムファイブフィンガーズ] Vibram FiveFingers KSO M148 Black/Black(ブラック/M40)
Vibram FiveFingers(ビブラムファイブフィンガーズ)


裸足ランニング―世界初!ベアフット・ランナーの実用書 (ランニングBOOK)
ベースボールマガジン社

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