記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

リソースは少ない方がいい

2012-05-18 13:42:56 | バンクーバー・雑感
いや、多いに越したことはないんですが、少ないと少ないなりになんとかする方法を工夫するもので、多いとそれに甘えて工夫を怠るのが人間というものなのだなあと改めて思いましたので書く次第です。

日本からカナダに来て、その土地の広さに驚いたのですが、土地だけでなく全てがでかいのですね。食べ物が大きいのはいいのですが、洗剤なんかもとにかく大きい。日本では置き場所の問題があり、少ない量で高い洗浄力がある洗剤が出ていますが、そんなものは一切ありません。液体洗剤は数リットルあるポリタンクでだばだばーっと入れます。その割に洗浄力は、、、といったところです。置き場所は余るほどあるからいいんでしょうが、物流を考えるとコスト面でも環境面でもコンパクトにするべきだと思うんですけどねえ。
あと、フライパンを探していたとき、日本では取っ手がとれるタイプのT-falを使っていたので同じものを買おうとしたのですが、そんなものはどこにも置いていません。あれは日本の狭い台所事情から生まれた製品なんだなあと感心しました。取っ手がとれると余ったスープなんかを冷蔵庫にしまったり、料理をそのまま食卓に出すとき便利なんですがねえ。調理器具は一つ一つに専用のものがあって、そういう意味では面白いです。日本の輸入雑貨のお店にもありますが、アボカドを剥くためだけのスプーンとか、「必要?」と言いたくなります。
掃除機もびっくりするくらい大きいです。大きいだけであまり吸引力が強くないのもテンプレ通り。コンドミニアムで使っていた掃除機は、コードを手で巻くタイプでした。引っ張ったらしゅるしゅるしゅるって巻き取られたりなんかしません。取り回しサイアクで置き場所もとって吸引力はいまいちってどうなの?吸引力はともかく、大きいのは多分問題にならないんでしょうね。小さい方が使い勝手いいと思うんだけどなあ。日本の掃除機はもっと値段を落としたらシェアを握れるんじゃないかと思いますがどうなのかしら。

カナダやアメリカのように土地というリソースが十分にあると、モノをコンパクトにしようという工夫が生まれない(求められない)んだなあと思ったわけですが、ただこれ、土地に限らず、時間であったりお金であったり、色々なところで同じことを感じています。偉そうに批判してるわけじゃなく、自分の生活を見直して、余剰資源がないかチェックして上手く工夫することを忘れないようにしたいもんです。


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