記日きつい思れぐま気 from バンクーバー

2012年4月から妻の海外赴任に伴い主夫業と育児に励む30代男性の日常。バンクーバー関係ないことも多々あります。

カンニングは堪忍ならん

2011-03-04 21:38:22 | Weblog
日々、ニュースを賑わせているのでご存知の方も多いと思いますが、京大の入学試験でカンニングがあった、しかもカンニングの手法が、試験中に問題をYahoo知恵袋に投稿、解答を写すという手法だったことが問題となっています。
新聞様は「だからネットは悪いやつが悪用する、よくない道具だ」みたいな驚くほどバカな論調ですが、そーじゃねーだろーと。まあバカはほっておきましょう。
この事件は著名なブロガーさん達のアンテナにもピンときたようで、色々な方が(新聞様よりはるかにまともな)見解を述べられてます。基本的には「そういう時代なんじゃね?(試験問題が前時代的、とか)」ってのが多いように見受けます。僕も同意見です。もちろん、カンニングはいけないことです。とりあえず公平に試験やってるのに自分だけズルするのはいくないです。悪法も法。ルールがある以上、それに従うべきです。
さて。じゃあどんな試験ならいいのよ、と。個人的には、現代において自分の知識の引き出しの中の量より、他人やすべての引き出しの中からいかに速やかに必要なものを引っ張り出すか、の方が大事だと思うんですよねー。これを「検索力」とでもしましょう。もちろん、「処理能力」のスピードも大切だとは思いますので、公文式じゃないけどスピーディーに問題を処理する試験もあっていいと思います。そして最近あまり聞かなくなりましたがフェルミ推定に代表される「地頭力」。この3つを試すようにするべきじゃないのかしら。検索力はPCを使ってよくて、ただしログを提出しないといけないから誰か外部の人に聞くのはNG、とか。処理能力なんか他人に聞いてる暇はないし。地頭力は、、、知らんw
で、ある程度入学者を絞って、卒業(進級)レポートがすんごいしんどい内容なら、一生懸命勉強しないといけないし、学生たくさんで大学儲かるし、とても良いと思うんだけどなー。大学はやはり色々考える時期に来てる(だいぶ前から時期は来てたけど、もう限界)のかもしれません。


おまけ1
そもそもどうしても大学に入らないといけないかっていうと、研究職を目指す一部の人を除いてそんなことは全然ないと思いますw 大学でのんべんだらりと遊んで楽しいスクールライフをエンジョイした新卒と、1、2年現場でしごかれた社会人とどっちが使えるか、って話で。社会で活躍できる自信がある若い方が、学歴に拘らずにどんどん働ける環境が整うといいですね。

おまけ2
京大がなんか知らんが叩かれてるみたいですね。「たかがカンニングで一人の前途ある学生の人生を狂わせやがって!」みたいな。京大はカンニングが行われたのがわかってて不正をした学生を探さないわけにはいきませんが、ネットを使った手法をとられた以上、警察に協力を要求(被害届を提出)せざるを得なかっただけで、別に学生の人生を狂わせようとか絶対に許さないとかそういうんじゃないと思います。マスコミがバカみたいに騒ぎ立てて(速報テロップまでいれちゃうバカっぷり)、無用に悪人に仕立て上げたわけです。なんで?なにか流したくないニュースがあったんでしょうね。。。ホントにこの国のマスコミは腐ってると思います。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿