赤・白・黄色♪

2006-02-23 | Weblog
咲いた♪咲いた♪
チューリップには気が早いです(笑)
可愛いチューリップも、早めに咲かせることが
出来るので、そろそろ見かけるようになりました。

でも、この季節の赤・白・黄色は梅の花です。
やっと念願の黄梅に出会いました♪

黄梅は旧正月(2月)頃に咲き出すので
中国では「迎春花」と呼ばれているそうです。
春到来、ですね~。



遠めから撮るとこんな感じ。
   
塀の上から垂れ下がってます。
まだ蕾が一杯ですね。

こちらは前にも紹介した雲南黄梅。
常緑なので葉っぱが残っています。
   
花の大きさは、上の黄梅の倍以上でした。
   

どちらも木犀科のソケイ(ジャスミン)属で
梅とは関係ありません。(香りはありません。)
花の形が梅に似ていて梅と同じ時季に咲くので
黄梅という名前がついたそうです。
(雲南黄梅の本来の花期はもう少し後です。)
同じような説明を前にも書きました。
しつこくて恐縮ですが、やはり写真と
合わせた方が分かりやすいと思いまして。。


そして、赤と白の梅。
次々に咲き出しています。

この赤は早咲きタイプでしょうか?
たくさん咲いて良い香りがしました。
   

私のイメージでは、梅は白。
蕾が一杯ある状態の方が絵になると思いませんか?
   


梅といえば・・菅原道真公の歌。

  東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ梅の花
   あるじなしとて 春な忘れそ
  (「春を忘るな」とするサイトもありました。
   でも私はこれで覚えているので・・。)

  春に東(京都)の風が吹いたら、
  においを送ってきなさい梅の花よ。
  おまえの主人である私がいなくても、
  春を忘れてはいけない。

今さら説明も不要ですね。
大宰府に左遷される時に道真が
京の自宅の梅に詠みかけた歌。
その梅が一夜にして京都から大宰府まで
飛んでいったという飛梅伝説があります。

この歌を知ったのは何時のことだったか
定かではありませんが、さだまさしさんの
『飛梅』を聴いてから、梅といえば
この歌を連想するようになりました。

久しぶりに爽やかなので窓を開けて
この記事をしたためていたら
偶然にも『飛梅』が聞こえてきました。
どこかでピアノで弾いているような?
繰り返し繰り返し懐かしいメロディーが
春風に乗って流れてきます。

『飛梅』は別れの歌でした。
そういえば、天満宮にカップルで行くと
天神様が焼餅を焼いて別れてしまう、という
伝説もあるとか?

姉が新婚旅行で九州へ行ったとき、
受験を控えた私のために太宰府天満宮の
お守りを買ってきてくれました。
行く前に別離の伝説を聞かされたので
義兄はタクシーで待っていてもらって
一人で買ってきたそうです。
そのお陰か?姉夫婦は今も仲良しです(笑)


とりとめもない思い出話で長くなりました。
ついでに連想したことを、もう一つ。
梅→菅原道真、で思い出したのですが
明後日、2月25日は「天神講」です。
天神講については昨年も長い記事を書きました

あれから一年経ったのですね~。
月日の経つのは早いものです。

昨年の今頃、多少の散歩はしていましたが
黄梅は見てませんでした。
前から知っていた花を見ては楽しむ程度。

その後、散歩とブログを続けたお陰で
近所でも色んな花に出会えることに気付きました。
今年の春、もっと沢山の花に出会えるよう
せっせと散歩したいと思います♪




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