カカポの庭

本を読んだり、お茶を飲んだり。

眠る日々

2006年08月17日 | 日記
このところずっと眠っている。
昨日実家に帰ってからずっと眠り、今日も食事以外はたいてい眠っていた。
体調がいまいちで喘息も少し、体の痛みも。
でもルーブルが20日までで、どこかのタイミングで行きたい…。

「マダムと奇人と殺人と」

2006年08月16日 | ART
ベルギー映画というものを初めて観ました。
「マダムと奇人と殺人と」

ベルギー・ブリュッセルが舞台。
美大生だけをターゲットにした殺人事件が発生。
死体は名画収集家のお墓の裏に隠されており、右腕だけが切断されている。
ボルネオ刑事が捜査を開始。
ビストロ「突然死」に行き着くが、そこには変わったキャラクターの人々が集まっていて…。

この映画を観て思い出したのが、坂口安吾の
「不連続殺人事件」
不思議な人がたくさん出てくるところが似ているような…。

なんとなくのんきな雰囲気の漂う作品。
画面全体もかわいらしくて、おしゃれ。
「アメリ」の監督がテクニカルコーディネートをしている、という情報でなるほど、と納得。

「みちかける」SPIRALMOON公演観劇

2006年08月14日 | 演劇
前日の低気圧が去って、喘息もやや回復!
今日は大学時代の友人、ゆらちゃんの公演に行かないと!!

同じく大学時代の友人ANEと下北沢で待ち合わせ。
ママさんであるANE。傍らにいつもの娘ちゃんがいないのがどうやら何か変な感じらしい。
それを聞いて、離れていても気持ちがいつもあるんだなぁ、とあったかい気持ちになる。

下北沢の街は10年ぶりくらい。
音響をやっていたころは何度となく足を運んでいたのに…。
久しぶりに駅前を歩くとなんと若者が多いことか。
この人並みの中に、私もANEもいたんだなぁ。

公演前にお互い食べたことがないスープカレーを食べることに♪
大きな夏野菜がごろごろ入ったカレーを二人でもりもり食べる。
スープカレーはあっさりしていてとてもおいしかった!
「どうやって作るんだろう」とつぶやくANE。
さすが主婦!今度調べてみるね。私も作ってみよう。

さて、本題のゆらちゃんの公演。
「みちかける」
実はゆらちゃんは在学中は舞台のお仕事をしていなかったので、舞台の上のゆらちゃんを見るのは今回が初めて。
舞台に彼女を観ただけで、いろんな思いがどんどんおしよせて胸がいっぱいになりました。
がんばってきたゆらちゃん、そして10年前の私たち、大学の時の舞台、みんなとしたたくさんの会話などなど。
ゆらちゃんの姿を見て、忘れていたものいろいろ思い出しました。
でも、すぐにお芝居に集中しました。
公演、とてもよかった。
特に台詞を言っていない人の感情の動きがちゃんと伝わってきて、舞台の空間に緊張感があったように思います。
しかも、役者さんの動きがしなやか、というのか…日常生活をぱっと切り取ったくらいに自然に目の前にある、という感じでした。

小劇場に入ると懐かしくてきょろきょろしてしまう。
しかも当時小屋にいるときはいつも隣にいたANEがいるからよけい…。
過去に戻っちゃったみたいでした。
いつかまたやりたいね。みんな♪
いろんなこと思い出させてくれて、ゆらちゃん、ありがとう!

イメージの花束

2006年08月11日 | 日記
いつも人に花を贈るときは、その人のイメージにあったオーダーをします。
用途は別として、たいていの人はそうだと思いますし相手のイメージにあった花束ができてくると、とてもうれしくなります。

普段何か特別なことをしているわけではないので、逆にお花をいただく機会はあまりありません。
でも、以前勤めていた会社を辞めるときにいただいた花束はちょっと面白いものでした。

グリーンの花束なのです。つまり葉っぱが主役の花束。
わさっといろんな種類の葉の束の間に白い花がちょこちょこと顔をのぞかせているような、そんな感じの花束なのです。
私がいた部を代表して花束を買いに行くことになった女の子が
「makoさんのイメージで作ってもらったんですよ。花っていうか、こっちのイメージです」

…なるほど。
花ではなく。

でも、その花束は自分で見ても私らしくてとてもうれしいものでした。
写真撮っておけばよかったなぁ。
庭でたくさんのシダを見ていて思い出しました。




庭仕事

2006年08月09日 | 日記
今日は台風で庭に出ていませんが、気分転換によく庭で草取りをしています。
緑の匂いにほっとします。

シソの苗を植えました。
スーパーのよりぴちぴち元気。
昨日とうふハンバーグに入れて結構使ってしまった。
また元気な葉が出てくるといいな。



これはガーデニング用ブーツ。私の場合はガーデニングというより草とり用。
ゴムでできているので、土でよごれてもさっと洗えます。



これがキャディーさんの帽子。
日焼け厳禁の私には大切な一品。
首筋もカバーできるので蚊もよけられます。
意外に似合います(笑)



この手にちなんで

2006年08月07日 | 日記
私の手は指にも手のひらにも肉がついて、しっかりがっちりした手です。
ちょっと背格好に合わない感じです。
指輪などアクセサリーをしないので、手だけ見ると男の人みたい。
でも、私は自分の手を気に入っています。
とてもとても大好きで尊敬する祖母とそっくり同じ手だからです。

祖母は今から15年前他界しました。
それも私の誕生日の日に!
大好きな祖母がなくなったことは、この世の終わりのように辛いものでしたが、あえて私の誕生日を命日にしてくれたことは、いろんなメッセージが込められているようで気が引き締まる思いでした。
祖母は書道と山野草を愛する、おっとりとした優しい女性でした。
日常の生活のこまごましたことを器用にこなし、手作りのものは家にあふれていました。
料理が得意で、祖父の友人達が祖母の料理がおいしいから、と次々訪れたというエピソードもあったようです。
昔、祖母とおしゃべりをしているときに、何か手の話になりました。
お互い手を見せ合って「あれ?そっくりだ」と笑いあったのでした。
祖母と私は外見は全く似ていないのですが、なぜか手だけそっくりなのです。
ですから、祖母とそっくりな手をとても大切に思うのです。

もうすぐ私の誕生日、祖母の命日です。

健康とはいえないかもしれませんが、それでも私は毎日楽しみを見つけながら生活しています。
理解あるパートナーのおかげでゆっくりした自分の時間を持てるようになりました。
のんびりとした時間もよいでしょう。
私はこの手を使ってじっくりと自分の生活を作っていきたいと思っています。

夏の音

2006年08月06日 | 日記
今日は朝5時から起きているのですが、8時を過ぎた今の時間になってようやくセミが鳴きはじめました。
セミは8時に起きるのかな。
毎朝早起きなので調査することにします。

昨日の夜は花火の音がしました。
どこかから見えないかと、家のあちこちの窓から空を眺めてみたけれど、花火のかけらも見えず残念…。
まだどこかで花火大会あるかなぁ。
花火、見たいなぁ。

夏はいろんな音がします。

風鈴の音、これは重要です。
でも、今年は大事な江戸風鈴を下げていません。
実家においてある大量の荷物の中に入れてあり、まだ持ってきていないのです。
風鈴だけ出しておけばよかった、と残念に思います。


コルクを見て思い出したこと

2006年08月03日 | 日記
日曜日、お買い物などなどで遅くなった私たち。
帰りが夜ごはんの時間に近くなってしまったので、ちょっとさぼってピザを買いました。
ピザだけでは栄養が足りないので、サラダを作ってチーズも切ります。
そうだ、ワインもある。

ワインは全然わかりません。
スーパーで買ったスパークリングワイン。
咳が少し落ち着いているのをいいことにちょっとだけ飲みました。(危険!)
しゅわーっと元気な味がします。

ワインのコルクは我が家にあまりないアイテム。
なので珍しくてとっておくことにしました。
コルクを眺めていてふと思い出しました。

コルクに名前を書いたことがあった。
何かの記念のワインだった。
若い頃だった。
ほかの人も名前を書いていたことがあった。

音響ブースだ。

大学生の頃、音響さんをしていたときのこと。
最後のオペレーションのあと、ブースでみんなで打ち上げのワインを飲んだんだ。
で、記念にコルクに名前を書いて、オープンデッキの上に並べたんだっけ。
…たぶん。
私の記憶は曖昧だけれど、確かそんなことがあった。
あのコルク、どうしたかなぁ。

私のお料理

2006年08月02日 | 日記
最近のマイブームは、だしをとること。
かつお、にぼし、こんぶ、などなど。

前はだしの素を使ってお料理していたのだけれど、だしをとったほうがおいしいし、体にもいいと思います。
こんな感じでコトコト。
かつおのだしは、金色でいかにもおいしそうです。



できたのはこちら。ひじきの煮物。



健康的だ、と思います。

でも、最近わかったのですが、どうやら私が作るお料理は脂分が足りないみたい。
とてもとても珍しく週に一度焼肉を食べる機会が二週続けてあったのですが、焼肉を食べたあとは、いつもの乾燥肌が解消されお肌しっとり…。
そういえばこの間の血液検査の結果で中性脂肪が少なすぎてNGに。

…普通にお料理していると思うんだけどなぁ。
みんな普段どんなもの食べているんだろう。
不思議だ。

2006年08月01日 | 日記
暑くなると急に水の事故が増えます。
海、川、プール…たくさんの方が、命を落としています。

私は赤ちゃんの頃から水が大好き。
ビニールプールで遊び、プールで泳ぎ、海に潜って、夏はどれだけ長く水につかっていられるか、を考えていたように思います。
水はいつでも私の親しい友達でした。

水がこわいものだと思うようになったのは、ダイビングをはじめてから。
水は人が思うよりずっと強力で、はかりしれない動きをします。
ダイビングで事故につながるような出来事があったわけではありません。
ただ、波にしても潮の流れにしても、人が抗うことができない圧倒的なエネルギーを体感しただけです。
そのエネルギーがこわかったのです。

水の中にいて、はじめて自分の命がある、ということを実感しました。
それから命を失う可能性についても。

水と親しくするには水をよく知ることと、どんな場合でも事態を軽く考えないということが必要だと思います。
この夏、皆さんの周りの水が親しいものでありますように。

今度海に行ってこよう。