ちょっと雲が出てきました。
今日も暑いな。
お部屋の掃除もすんで、お昼ごはんのオムライスも食べて、これから読書。
先日の台風が東京を通過する間に読んでいたのが、ジュンパ・ラヒリの「その名にちなんで」
作者であるジュンパ・ラヒリは1967年ロンドン生まれのベンガル人。
幼少期に渡米、現在はNY在住。
アメリカで暮らすことになったインド系移民の夫婦の間に生まれた一人の男の子。
父親が死を免れた時に手にしていた本にちなんで男の子は「ゴーゴリ」という風変わりな名前をつけられた。
そこから物語は始まる。
前作「停電の夜に」を読んだ時に、その観察眼に驚いたものだったが、今回の作品もまたよかった。
文章自体に集中力があり、一気に読まなければいけないのではないか、と思ったりする。
文体が現在進行形だからか…。
話の中心となる人物もどんどん変わるので、物語の流れも立体的。随分前のページで登場した人物の気配まで感じられる。
緻密な表現が読み込めば読み込むほど重みが増してくるのだけれど、スピード感があるのでつい早いペースで読み進んでしまう。
毎日の生活は、たくさん時間があるようでいて、もしかしてこの物語くらいのスピードで進んでいるものなのかもしれないなぁ。
最後のページを読み終え、本を閉じるときはゴーゴリと別れるのが寂しくなる…。
今日も暑いな。
お部屋の掃除もすんで、お昼ごはんのオムライスも食べて、これから読書。
先日の台風が東京を通過する間に読んでいたのが、ジュンパ・ラヒリの「その名にちなんで」
作者であるジュンパ・ラヒリは1967年ロンドン生まれのベンガル人。
幼少期に渡米、現在はNY在住。
アメリカで暮らすことになったインド系移民の夫婦の間に生まれた一人の男の子。
父親が死を免れた時に手にしていた本にちなんで男の子は「ゴーゴリ」という風変わりな名前をつけられた。
そこから物語は始まる。
前作「停電の夜に」を読んだ時に、その観察眼に驚いたものだったが、今回の作品もまたよかった。
文章自体に集中力があり、一気に読まなければいけないのではないか、と思ったりする。
文体が現在進行形だからか…。
話の中心となる人物もどんどん変わるので、物語の流れも立体的。随分前のページで登場した人物の気配まで感じられる。
緻密な表現が読み込めば読み込むほど重みが増してくるのだけれど、スピード感があるのでつい早いペースで読み進んでしまう。
毎日の生活は、たくさん時間があるようでいて、もしかしてこの物語くらいのスピードで進んでいるものなのかもしれないなぁ。
最後のページを読み終え、本を閉じるときはゴーゴリと別れるのが寂しくなる…。