カカポの庭

本を読んだり、お茶を飲んだり。

「みちかける」SPIRALMOON公演観劇

2006年08月14日 | 演劇
前日の低気圧が去って、喘息もやや回復!
今日は大学時代の友人、ゆらちゃんの公演に行かないと!!

同じく大学時代の友人ANEと下北沢で待ち合わせ。
ママさんであるANE。傍らにいつもの娘ちゃんがいないのがどうやら何か変な感じらしい。
それを聞いて、離れていても気持ちがいつもあるんだなぁ、とあったかい気持ちになる。

下北沢の街は10年ぶりくらい。
音響をやっていたころは何度となく足を運んでいたのに…。
久しぶりに駅前を歩くとなんと若者が多いことか。
この人並みの中に、私もANEもいたんだなぁ。

公演前にお互い食べたことがないスープカレーを食べることに♪
大きな夏野菜がごろごろ入ったカレーを二人でもりもり食べる。
スープカレーはあっさりしていてとてもおいしかった!
「どうやって作るんだろう」とつぶやくANE。
さすが主婦!今度調べてみるね。私も作ってみよう。

さて、本題のゆらちゃんの公演。
「みちかける」
実はゆらちゃんは在学中は舞台のお仕事をしていなかったので、舞台の上のゆらちゃんを見るのは今回が初めて。
舞台に彼女を観ただけで、いろんな思いがどんどんおしよせて胸がいっぱいになりました。
がんばってきたゆらちゃん、そして10年前の私たち、大学の時の舞台、みんなとしたたくさんの会話などなど。
ゆらちゃんの姿を見て、忘れていたものいろいろ思い出しました。
でも、すぐにお芝居に集中しました。
公演、とてもよかった。
特に台詞を言っていない人の感情の動きがちゃんと伝わってきて、舞台の空間に緊張感があったように思います。
しかも、役者さんの動きがしなやか、というのか…日常生活をぱっと切り取ったくらいに自然に目の前にある、という感じでした。

小劇場に入ると懐かしくてきょろきょろしてしまう。
しかも当時小屋にいるときはいつも隣にいたANEがいるからよけい…。
過去に戻っちゃったみたいでした。
いつかまたやりたいね。みんな♪
いろんなこと思い出させてくれて、ゆらちゃん、ありがとう!

初春歌舞伎

2006年01月03日 | 演劇
昨年に引き続き龍ちゃんが、初春歌舞伎に連れていってくださいました。
今回の公演は坂田藤十郎襲名披露とあって、ザ・上方の公演です。

しばらく書いている通り、めまいが治らない私は観劇に耐えられるのかな、と悩んでいたのですが、アシッドさんが車を出してくれました。
歩くとなぜか右側に寄っていってしまうので、私は坂田藤十郎ならぬ坂田利夫風の歩き…。

上方歌舞伎は実はあまり観ていない(…と、思う)ので、新鮮!
「奥州安達ヶ原」の福助さん、よかったなぁ。吉之丞さんきれい。
「曾根崎心中」で我當さん、いいねぇ。
あ!藤十郎さんについて…は、龍ちゃん、龍ちゃん。

この日の龍ちゃんは予告通りの襦袢に赤いはなおの下駄。
赤いはなおの下駄は男性には珍しいかもしれませんが、渋い茶の足袋によく映えてとても素敵。
ちらりとのぞく赤い襦袢もあって、とてもかっこよかった!

お正月に歌舞伎を観ると、気が引き締まります。
今年はよい年になるといいなぁ。
龍ちゃん、どうもありがとうございました。


歌舞伎へ

2005年09月27日 | 演劇
土曜日の日、歌舞伎座で観劇してきました。
「勧進帳」の幕見です。
龍の目さんから事前に情報をいただいていた通り、中村吉右衛門さんの弁慶、中村富十郎さんの富樫、中村福助さんの義経。
久しぶりの「勧進帳」。
背筋が伸びる思い。ちょっと緊張。

今までいろいろな役者の方が演じられる「勧進帳」を観てきましたが、私の記憶にある「勧進帳」どれとも違うように思いました。
それだけ個性が全面に出ているというか、それぞれの役者さんがたっていた、ということなのかもしれません。

もう一度観たいなぁ・・・。

お芝居を観てきた。

2005年08月13日 | 演劇
昨日は「STARMAN」という劇団のモギヲさんが客演で出演されるというので、「LIGHT HOUSE」旗揚げ公演に行ってきました。
場所は阿佐ヶ谷「アートスペースプロッット」。

学生時代、演劇専攻をしていた私は熱心に演劇研究されていた「龍の目」さんを尊敬しつつも、舞台音響や文芸の授業などなど、いろんなところに顔を出していました。
舞台音響に関しては専門のコースがなかったため、有志が先生、先輩にご指導いただきながら音響技術を習得していくわけですが、体力的に余裕がなかったので、いくつも舞台経験をしつつも、納得いくところまでやりきるところまでできなかったのが、今でも心残りです…。

さて、やはり学生時代多くの時間を過ごした劇場に入ると、血が騒ぐ。
大きい劇場でも、小さい劇場でも、舞台に生活の全てを置いていた頃の高揚感がよみがえります。
今回の講演は小さな劇場(小屋)で行われたため、その空間のほこりっぽさ、暗幕、狭い席、近い舞台…どれもとにかく懐かしい!

作品自体はかなり重いテーマを扱った90分。
話自体が個性的なものではなかったけれど、いろいろ盛り込んだわりにきれいにまとめたかな、という感じはしました。

来年4月にはモギヲさんが出演する「STARMAN」公演があるとのこと。
応援します、がんばってくださいね!