カカポの庭

本を読んだり、お茶を飲んだり。

「マダムと奇人と殺人と」

2006年08月16日 | ART
ベルギー映画というものを初めて観ました。
「マダムと奇人と殺人と」

ベルギー・ブリュッセルが舞台。
美大生だけをターゲットにした殺人事件が発生。
死体は名画収集家のお墓の裏に隠されており、右腕だけが切断されている。
ボルネオ刑事が捜査を開始。
ビストロ「突然死」に行き着くが、そこには変わったキャラクターの人々が集まっていて…。

この映画を観て思い出したのが、坂口安吾の
「不連続殺人事件」
不思議な人がたくさん出てくるところが似ているような…。

なんとなくのんきな雰囲気の漂う作品。
画面全体もかわいらしくて、おしゃれ。
「アメリ」の監督がテクニカルコーディネートをしている、という情報でなるほど、と納得。