カカポの庭

本を読んだり、お茶を飲んだり。

2006年08月01日 | 日記
暑くなると急に水の事故が増えます。
海、川、プール…たくさんの方が、命を落としています。

私は赤ちゃんの頃から水が大好き。
ビニールプールで遊び、プールで泳ぎ、海に潜って、夏はどれだけ長く水につかっていられるか、を考えていたように思います。
水はいつでも私の親しい友達でした。

水がこわいものだと思うようになったのは、ダイビングをはじめてから。
水は人が思うよりずっと強力で、はかりしれない動きをします。
ダイビングで事故につながるような出来事があったわけではありません。
ただ、波にしても潮の流れにしても、人が抗うことができない圧倒的なエネルギーを体感しただけです。
そのエネルギーがこわかったのです。

水の中にいて、はじめて自分の命がある、ということを実感しました。
それから命を失う可能性についても。

水と親しくするには水をよく知ることと、どんな場合でも事態を軽く考えないということが必要だと思います。
この夏、皆さんの周りの水が親しいものでありますように。

今度海に行ってこよう。