カメラでお出かけ (Odekake Photo Blog)

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曇り空の屋久島 (2009年7月22日)

2009-07-29 23:32:00 | 国内風景


宮の浦川 上流(宮の浦港から車で15分ほど)


7月22日 皆既日食を見に屋久島へ
やっとのおもいで手に入れた民宿とフェリーチケット

当日の天気はあいにくの曇り空。天を仰いでは太陽が顔を出すのを
待ち続けたが 残念ながら部分日食さえ見ることができなかった。

折角訪れた屋久島 当日と翌日にわたり、数時間をかけて島の一部
を駆け足で見学しました。

日食写真の代わりに、屋久島の一部写真をアップします。





鹿児島港のフェリー(ロケット号)乗り場
日食を見学する人々で満席状態

所要時間は、種子島経由で約2時間40分、直行便で2時間弱。
車で行けるフェリーもあるが時間は4時間もかかります。




こちらはトッピー号(トッピーとはトビウオを意味します)。

水中翼船は、トッピーとロケットと2系列があり、運行会社が
違います。

写真のように、水中翼船のため高速で揺れも少なくすこぶる
快適な船旅です。
但し、飛行機と同じくシートベルトを付ます。
デッキに出ることも出来ませんし、全面禁煙です。






宮の浦港に着いた水中翼船(ロケット号)





日食時間が終わった後、ウミガメの産卵で有名な永田浜へ
(宮の浦港から車で30分ほど)







800メートルの白い砂浜が続くキレイなビーチ。ここでウミガメが
産卵します。でも、ウミガメは昼間には出現しません。
日食を見れなかった人の気持ちと同じく、今にも泣き出しそうな空模様






永田浜手前の海岸







このような野生の猿が頻繁に出没します。
(夕暮れで暗いため写真がぶれています)。






野生の猿 雨でびしょ濡れです。





湯泊温泉(安房から車で40分ほど)
写真右が女性用、左が男性用



夜遅くなったため 民宿のお風呂に入るのは止めて 
海中温泉で有名な「平内海中温泉」に出かけた。
この温泉は、満潮時には海のなか。干潮時に露天風呂となる
めずらしい海中温泉。
夜11時過ぎに出かけたが、混浴にもかかわらず若者達で
ごった返していた。場所違いの雰囲気。

そこで、車で数分のところにある、写真の湯泊温泉に移動した。
この温泉は温度があまり高くない。どちらかというとぬるい温泉。


温泉は海岸の岩場にあり、真っ暗闇のなかを携帯電話の明かりを頼りに
温泉を探した。

30メートル先に さらに別の湯船(こちらは少し高温)があるが、海岸で
岩がごろごろした暗闇の海岸を裸で歩くのは命がけ。途中で引き返し、
手前にあるこの温泉にはいることにした。

こちらは一応男女の区別がされていますが、男女別と言っても 
そまつな竹のしきりがあるだけ。
(フラッシュを使っているため明るいが、実際は暗闇状態)。








目が慣れると、男性風呂と女性風呂に人の気配。
男性に聞くと、山口県から夫婦で日食を見にきたとのこと。
1時間ほどこの男性と世間話をしながら温泉につかり、
12時頃に民宿に帰った。

平内海中温泉と湯泊温泉は、いづれも波が打ち際の海岸にあり、
岩がゴロゴロしているため、夜、温泉に入るためには海中電灯が
必要です。





白谷雲水峡に行く途中の沢


翌日フェリーの出航時間は昼の12時 9時から11時頃まで、宮の浦港近くの
白谷雲水峡に出かけた。

車で40分ほど走ると、目的地手前で車の大渋滞。
フェリーの時間も迫っていたため やむなく中途で引き返すことにした。






引き返す途中で出会った親子の野生の鹿






子鹿が警戒してこちらをジーと見ています。





子鹿






こちらは親鹿






被写体を探す時間が無いので、シダの写真をとりました。






同上





千尋の滝



屋久島には、有名な滝を含め いくつかの観光スポットがありますが、
今回は時間の都合もあり 行くことができませんでした。
こちらは、2006年2月に屋久島に行ったときの写真です。

以下同じ





大川の滝






紀元杉 樹齢3000年と言われています。貫禄十分です。






道路脇にこのような小さな沢が沢山あります。






同上






雨の屋久島 
言葉通り、霧、雨と目まぐるしく天候が変わります。

今回、残念ながら皆既日食は見れませんでしたが、地元の方に
大変お世話になり、とれたてのトビウオや地魚をごちそうになりました。
味が濃く、身が引き締まり、東京では味わうことが出来ないおいしさでした。

暖かな地方の魚は美味しくないとの偏見がありましたが、ここ屋久島では
栄養分豊富な山の水が海水に流れ込み、海水の温度を下げているため、
屋久島でとれた魚は大変美味しいということを知りました。


次回には、是非、縄文杉に会いたいと願っています。




















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