カメラでお出かけ (Odekake Photo Blog)

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どちらかというとネイチャー系です。

サンパウロ (ブラジル)

2009-01-18 18:16:11 | 海外旅行 欧米
    サンパウロの写真を何枚か追加し、再度アップします。    


    年末年始を使って、サンパウロ(1泊) → イグアス(2泊) →
    北パンタナール(3泊)→ サンパウロ(1泊)に行きました。

    勝手きままな一人旅です(ポルトガル語は全く話せません)

    ブラジルは、丁度地球の裏側、日本と約12時間ほどの時差があります。

    成田     → サンパウロ     24時間
    
    移動だけでも結構な時間がかかります。

    以下、サンパウロの風景です。
    あまりこれと言った場所はありませんでした。


   
 
   サンパウロ空港です。

   
   
   空港からバスで市内に向かいましたが、バスを間違え、途中からタクシーで
   ホテルに行きました。

   市内と空港は、タクシーでは4,50分、日本円で5000円ほどです。
   市内からの往復は、その後はタクシーを使いました。

   

   泊まったホテルは、Blue Tree Twoers Paurista.

   名前(青木)からも解るように日系のホテルで、日本語の新聞や日本食も
   ありました。ただ、日本語のわかるスタッフはいるようですが、殆どが
   英語でした。

   サンパウロ美術館まで徒歩5分。地下鉄の駅からも近く、立地条件は非常に
   便利です。

   1泊だけインターネットで予約しましたが、快適だったので、帰りも1泊し
   ました。インターネット料金と同じでした。

   帰りのフライトが午後11時過ぎ(JAL)でしたので、5000円ほど
   の追加料金を払って、夕方8時までホテルを利用しました。

  
   サンパウロは物騒と聞いていましたので、車付きの英語ガイを頼み、29日
   (到着日)に4時間、5日(帰国日)に5時間ほどの観光を頼みました。
   半日で約1万5000円。徒歩で移動するリスクを考えるとまあまあの値段
   だと思います。

   

   ガイドが案内してくれた東洋人街です。
   日本語が十分に通じました。

   

   東洋人街にあったスナックを食べさせるお店
   キレイな日本語を話す、お母さん風の人が切り盛りしていました。
   結構繁盛しているお店だそうです。色々な肌の人が出入りしていました。


   ブラジルでは、ホテルなどを除くと、英語は殆ど通用しません。
   ホテルでもフロント以外はダメです。

   

   ホテル近くの チョコレート屋さん 

   このお店でチョコレートを買いました。
   言葉は全く通じませんが、ディスカウントだけは通じました。
   そこでディスカウントを繰り返し、身振り手振りで1割引きに
   成功しました。


   ところが、カードで支払う段階で、身分証明書の提示を求められましたが
   何を言っているのか、全く理解できません。
   ゆっくりと話してくれましたが、解らない単語は、どんなにゆっくり
   しゃべってくれてもわかりません。他のお客も手伝ってくれましたが
   お手上げ状態。

   たまたま英語を話せるお客が来たので、助けを借りてどうにか買い物が
   できました。

   そのお客に頼んで、さらにチョコを1個まけてもらうように交渉したところ
   店員さんも大笑いしながら、おまけに1個くれました。
   ラッキーです。その時の写真です。

   左の女性の前に積まれているチョコが私が買ったチョコの山です。

   ブラジルでは、最低限のポルトガル語を覚えておく必要があることを実感。
   

   
   
   市内中心部

   


   市内中心部です。


   


   市内にあるカセドラル・メトロポリターナです。


   

    カセドラル・メトロポリターナ内
    懺悔しています。気持ちは良くわかります。

   


   褐色の聖母?


   


   鉄道の駅舎と聞きました。



   


   裁判所 撮影禁止ですが無理にお願いしパチリ。

 
   


   サンパウロ美術館 変な格好をしています。
   
   館内には、モネ、ルノワール、ゴッホ等巨匠の絵画が沢山
   展示されていました。
   月曜は休館。帰国日の前日(4日 日曜日)に1時間だけ見学できました。


   


   美術館前のノミの市です。


   

   地下鉄

   

   サンパウロの地下鉄 キレイで安全な印象を受けました。

   

   地下鉄にあった日本の何かを紹介するポスター
   何かチョット違う雰囲気?

   

    旅行雑誌に良く出てくるパンディラス記念像
    ブラジルの奥地を探検した人たちの記念碑
    いろいろな人種が混じっているそうです。


   

   ブラジルの主食はインディカ米、これにフジョンという豆を煮込んだものを
   かけて食べます。
   ご飯に濃いみそ汁をかけたような感じ。少しショッパイが味はまあまあいけ
   ます。

   ホテルのビュッフェ形式の食事では、これに豚肉、牛肉、芋、野菜等が沢山
   出ます。刺身、寿司も日常的に食べられていました。食事は日本食の味覚に
   近く、あまり日本食を恋しくはなりませんでした。


   


    こちらは、サンパウロ市内から車で50分の所にあるサンタ パルナイバ
    という古い町

    植民地時代にブラジルを探検した探検者が上陸した町で、古い建物が
    そのまま保存されています。17世紀から18世紀の建物
    派手な色彩が使われていますが、木造建物ですのでとても親近感を
    覚えました。

    
   

   サンタ・パルナイバ

   

   サンタ・パルナイバ

   

   サンタ・パルナイバ

   

   サンタ・パルナイバ
   これは瓦に良く似ています。同じ物が建物の屋根に使われています。
   とても親近感があります。

   

   サンタ・パルナイバ

   

   サンタ・パルナイバ

   

別所温泉と無言館(長野県)

2009-01-17 17:34:26 | Weblog
上田市での仕事の帰りに別所温泉(長野県)に寄った。

翌日、戦没した画学生らの遺作を展示してある美術館「無言館」を訪れた。

 東京  → 上田駅  新幹線1時間30分
 上田市 → 別紙温泉 上田電鉄 30分
 別所温泉→ 無言館  タクシー 15分
 無言館 → 上田駅  タクシー 20分

カメラを持参しなかったため、上田市のカメラ店でペンタックスのコンパクトデジカメを購入。
(ペンタックス Optio W60)

撮影は全てこれで行っています。

 


別所温泉全景

別所温泉には、沢山の神社仏閣があり、信州の鎌倉と言われています。

落ち着いた温泉街で、神社仏閣も格調が高く、趣があります。
夕刻に到着、朝9時過ぎには帰路についたため駆け足での見学
ゆっくりと訪れたいところです。



北向観音の参道にあった飲料用温泉




北向観音 開創は平安時代(天長二年 西暦825年)

早朝7時に北向観音を参詣しました。
本尊は千手千眼観音菩薩。

通常、観音様は南を向いていますが、北を向いた観音様として有名。
北向の観音菩薩は、人々に現世利益を導く霊験があると言われています。
芸能人も沢山参詣にくるそうです。




北向観音



この巨木は、北向観音境内にある「愛染桂」
良く知られた名前で、縁結びの木として有名です。



安楽寺の山門
国宝で有名なお寺の入り口です。



安楽寺境内
天長年間(824~834)に開かれ、鎌倉時代に再興されたという歴史ある禅寺。



国宝 八角三重の塔(安楽寺)

鎌倉時代末期の木造建築と言われています。 
日本では唯一の八角三重の塔として国宝に指定。
確かに八角型をしています。
堂々とした木造の三重の塔です。




国宝 八角三重の塔(安楽寺)



国宝八角三重の塔(安楽寺)



安楽寺参道のお地蔵様



こちらは安楽寺の近くにある常楽寺(境内)
北向観音の本坊です。
開創は鎌倉時代(天長二年 西暦825年)と言われています。
茅葺き屋根で趣があるお寺です。
あたりはうっすらと雪化粧しています。




重要文化財の石造多宝塔
意外と小さいです。




石造多宝塔



戦没した画学生らの遺作を展示してある美術館 「無言館」
別所温泉からタクシーで15分
上田駅からタクシーで20分



戦没画学生らの名前を記載した碑


無言館は、画学生を中心に、こころざし半ばで太平洋戦争で戦死した
約100名以上の遺作、遺品600点(絵画、彫刻など)が展示されています。
(館内撮影禁止)。

遺作の下には、短いコメントと戦死した場所と日時が記載されていました。


絵画は、家族、恋人、妻を書いたものが多く、自画像も沢山ありました。
自画像は、とても哀しい表情をしているように見えました。

暗い照明とすすり泣き。美術館全体がとても悲しい雰囲気に包まれ、
誰一人、言葉を発する者はいませんでした。

数年前、鹿屋の特攻史料館(鹿児島県)を訪問したことを思い出しました。




こちらは第2展示館です。




展示館前のモニュメント 鮮烈な赤が何を意味するのか・・・






パンタナール(ブラジル)へ

2009-01-09 01:50:40 | 海外旅行 欧米
北パンタナールへのルート 結構遠いです。

①東京    → サンパウロ    飛行機 24時間
②サンパウロ → クイアバ       飛行機 2時間
③クイアバ  → ポコネ       車    1時間30分 
④コポネ   → 宿泊ロッジ     車     30分


クイアバ空港です。飛行機からは歩いて移動します。



クイアバ空港からクイアバ郊外へ向かう一直線の道



クイアバから90分ほどの所にあるポコネの町のゲイト
これから先は町がありません。
人口3万ほどで昔は金鉱で栄えた町です。



ポコネの中心部にてパチリ



ポコネの古い街並 非常に趣があります。
町を歩くと 日本人が珍しいのか 全員がジイーと見ていました。
これほど注目を浴びたのは初めてです。



ポコネの町を出るとパンタナール横断道路がスタート
未舗装の凸凹道が100キロ以上続きます。
雨が降らなかったため 路面は洗濯板状態
ここから先は牧場以外は何もありません。もちろんお店もありません。
ただただ平原が延々と続きます。



これが牧場内のロッジ パンタナールの入り口から車で30分位
パンタールのほんの入り口部分に位置しています。
当初はさらに先のロッジに泊まることも予定していましたが
日程の都合でキャンセルしました。残念です。次回には是非...。



ロッジの室内 小さな虫が沢山いましたが室内は清潔でキレイでした。



朝食の一部 主食はインディカ米 結構いけます



牧場周辺の平原 雨期には全て水没します。



ガイドさんが使っていた格好良いトヨタのランクル初期型
絵のように風景にマッチしていました。この車で平原を移動します。

着ているのは日本から持参したダンロップ製のポンチョ 
この姿では不気味で町も歩けません。



馬も重要な移動手段です 水溜まりにはワニが何匹もいます。
馬がワニを踏みつけて ワニが暴れ 馬もビックリしていました。
この付近も暫くすると全て水に覆われて 海のようになるそうです。






肩から掛けているのはnewsweek社制のバック。中に一眼レフカメラとレンズが
入っています。
このバックは、戦場カメラマンや報道カメラマンが使うものです。
リュックでは動きが制約されますが、このバックは体に密着していますので
いざというときは、走って逃げることもできます。
乗馬のときも非常に便利です。
でもこれも町中では着る勇気がありません。



大きな湖ではボートで移動します 



雨期が始まったばかりですので、鳥は少ないとのことでしたが、
大型の鳥も結構いました。
7,8月頃には水が引いた後に沢山の池が出来て、取り残された小魚を求めて
信じられない数の鳥やワニが見られるということでした。



鳥のアップ写真



湿原にはこのような大型のワニが潜んでいます。
ワニも怖いのか、威嚇のために不気味なうなり声を出していました。



ロッジにいたキレイな女性にお願いし、ワニの前に座ってもらいました。
後ろにぼんやりとワニが見えます。
これが次の写真に写っている超巨大なワニです。



目つきが非常に悪いです。
 

パンタナール(ブラジル)の動物 その1

2009-01-07 22:47:39 | 海外旅行 欧米
北パンタナールの動物の写真 その1 です。

年末年始に北パンタナール(ブラジル)に行きました。
サンパウロからクイアバまで飛行機で2時間 さらにクイアバの空港から車で2時間で北パンタナールの入り口に到着します。
一番近いロッジに泊まり、動物、鳥類を観察しました。



この猿はロッジから数百メートル先の森に生息しています。プレゴと言う猿で非常に知能が高く、南米のチンパンジーと言われているそうです。小猿が枯れ木の中の虫を食べている様子です。




木の実か果物を手に持っています。



この鳥はジャップル(スグロハネコウ)と言われるコノトリの仲間で、ブラジルのシンボル的な鳥です。
パンタナールの原野に一人たたずむ様子は威厳させ兼ね備えていました。






こちらはパンタナールのワニ。非常に目つきが悪いですが、ここでは食物(小魚)が豊富で何時も満腹なため ワニが人や動物を襲うことは滅多にないとガイドさんから説明を受けました。ワニに対する考え方が大きく変わりました。

馬に乗っても、車に乗っても、そこら中にワニがいます。馬もワニを怖がりません。乾季になると水溜まりの小魚を求めて膨大な数のワニが集まるそうです。

年末年始は 雨期が始まる時期 乾季と違い 水たまりがありませんので、ワニや鳥が無数にいる状態ではありませんが、それなりに沢山の動物・鳥類を見ることが出来ました。
生態系の豊富さにただ驚くばかりです。