カメラでお出かけ (Odekake Photo Blog)

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映画「たゆたう」 新宿K’s cinema

2017-04-02 01:53:15 | 絵画・映画

ディレクターから紹介されて、映画「たゆたう」を見た。新宿K’s cinemaにて

「たゆたう」とは、小舟が波間をさまようように、ゆらゆらと揺れて定まらない状態を

意味するとのことです。

作品は、高校時代からの友人でルームシェアをしている二人の女性が中心。

望まない妊娠をした「あかり」と、女に生まれながら性別への違和感に悩む「ジュン」。

二人が、あかりの妊娠を通じて葛藤しながら成長していく姿を描いた作品とのことです

(http://tayutau-movie.com/から引用)。

左から3人目の女性が山本文監督 本作品がデビュー作とのこと。若い女性監督でビックリ。

その隣が、「あかり」役の寺島咲 (てらしま さき)、次に海東健 (かいとう けん)、同魏涼子 (ぎ りょうこ)

女優陣のキレイさが目立っていました(看護師もNPO法人の担当者も美人過ぎる印象)。

その他は、http://tayutau-movie.com/を見てください。

いままで見た映画は、殆どが単純明快な娯楽作品(キングコング 髑髏島も見てみたい)

 

性同一性障害等の重いテーマの映画は今回が初めて。

内容も単純明快でないため、映画を見た後にいろいろと考えてしまいました。

たまには、このような頭にズシリとくる作品をみるのもよいと思います。

新宿K’s cinema にて4月14日まで上映しています。

 

 

 

 


ホキ美術館と川村美術館(千葉県)

2011-11-20 01:45:06 | 絵画・映画

ホキ美術館

千葉市にあるホキ美術館と、佐倉市にある川村美術館にいきました。
ホキ美術館は、写実主義の絵画をメインとした、開館したばかりの美術館



東金道路の中野インターから10分ほど(東京竹橋から1時間弱)
建物はモダンですが、周囲はごちゃごちゃした住宅街。美術館としてはいまいちの立地条件。駐車料金500円が必要です。



しかし、館内に入ると、綺麗な建物内に、精緻な写実絵画が沢山展示されていました。絵画を間近に見ることができるようにディスプレイにも工夫がされています。
人物画が一番多く、ほかにも風景や動物等の絵画もあります。精緻に書かれているため、あたかも人や物がそこに存在するかのような錯覚を覚えます。

美術にはそれほど造詣が深くありませんが、写実絵画の素晴らしさに圧倒されました。



生島浩 「5:55」 (カレンダーの写真を複写)


これが一番気に入った絵画
たまたまショップのカレンダーにこの絵が掲載されていましたので、カレンダーを購入し、それを写したのがこの写真です(実物はもっとナイスです)。
光の濃淡をはじめ、写真では到底表現できないものを感じました。特に女性の目線に惹かれました。
このような人物画が、60点以上展示されていました。

ちなみに入館料は個人で1500円、JAFの会員証があると1割引きとなります。
写真撮影は禁止です。



川村記念美術館(千葉県 佐倉市)

その後、佐倉市にある川村美術館に移動しました。車で約30分ほど
川村記念美術館は、DIC(旧 大日本インキ化学工業)が収集した美術品を公開する美術館。立地条件、敷地の広さ、建物の規模、収集された作品の内容等は、個人収集のホキ美術館とは大きく違います。



川村美術館

レンブラント、ルノワール、モネ、シャガールなど、有名な画家の作品のほかに、日本画(尾形光琳、長谷川等伯ら)、20世紀のヨーロッパ美術なども展示されています。多少わかりにくい作品も展示されていました。




入り口にあるブロンズ像





30ヘクタールという広大な敷地に囲まれた美術館で、ギフトショップ、付属ギャラリー、レストランも併設された格調の高い美術館です。入場料1000円(JAF会員証で1割引き)

個人的には、ホキ美術館のほうが親しみを感じました。