雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

急性硬膜下血腫

2009-09-11 22:34:01 | Weblog
親父の状態が、
意識はないながらも
とりあえず落ち着いているので、
いったん瀬戸内海を再び越えて
広島に戻りました。


親父の病名は
急性硬膜下血腫。

脳神経外科疾患情報ページ Neuroinfo Japan 急性硬膜下血腫

アスファルトに
仰向けで
アタマを打った衝撃により、
大量の出血があり、

脳挫傷、
あらたな脳梗塞、
脳出血、
脳内のダメージがいたるところにあり、

隣の市の脳神経外科に
搬送されたときには、
瞳孔が開きかけていたそうです。

とにかく
出血が多量だったので、
通常なら搬送途中で
ダメなケースだと。
オペを行わないケースだろうと。


脳梗塞を過去3度
わずらっていましたので、
血流を良くする薬を
処方していただいて、
飲んでいました。

したがって、
いったん出血してしまうと、
血が止まりにくい。



梗塞をわずらっていたのと、
高齢であることで、
脳が萎縮していたのが、
不幸中の幸いだったのだろうと。
そのために、
辛うじて
生命体としては
命を取り留めた状態に
いまあるのだろうと。


今後、
脳浮腫が起こってきたり、

浮腫を抑える薬の副作用や、
脳のダメージに起因する
全身の(いろんな臓器の)ダメージが
心配なので、
そういう管理に
気をつけていただいて
治療を行ってくださっているところだと、
お医者さまからはうかがいました。

腎臓がすでに弱ってきているようで、
利尿剤を注射したり、
輸血したり・・。





母親が
ベッドサイドで
こう言いました。

「植物人間でも
 おってくれたらいい。
 おるのと
 おらんのんとでは
 まったくちがう」



「ほんとうは
 私が
 おとうさんをかばって
 支えなければならんかったのに、

 そうしていれば、
 おそらく
 私もおとうさんも
 ふたりともが 
 脳をやられていただろうに、
 このひと
 ひとりだけが
 アタマを打って
 こうなった」







いまの部署に就いてから特に、
休日も平日もなく、
仕事をしなければならず、

暮れも正月も
GWも
盆休みもなく、
帰省していませんでした。




罰が当たったのだと、

こんなかたちで
呼び寄せられたのだと
帰ってほしかったのだと
思ってしまいました。



いまは
意識がないながらも、
持ちこたえてくれることを、
祈るしかないなと。




9月19日 土曜日の
東京国際フォーラムでの
シカゴの公演チケットを
持っていましたが、
当然取り急ぎキャンセルしました。
ライヴ遠征
もしかしたら
最後かもしれないなと思いながら、
確保したチケットでした。




いま命の糸が
辛うじて
つながっている
その奇跡を
信じていようと

ただそれだけ