雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

惜別

2017-07-23 20:58:42 | Weblog
ずいぶん久々のブログ投稿になってしまいました。
SNSのアカウント運営に主軸が移ってしまい
(意図的に、積極的に主軸を移した、というワケではなく…汗)
こちらの更新がおろそかに… 滝汗

きょうは、こちらに記しておきたい出来事がありました。
正確には…きょうの早朝、SNSを通じて
察した出来事(出来事、という表現はニュアンス違うように思うのですが… 言葉が浮かばなくて…)なのですけれども…


同じアーティストさん(ボーカリストさん)のファンとして知り合い、
遠距離間で交流させていただいていた、
親愛なるNさんが、
先日旅立たれていたことを
今朝早く知りました。
同世代の方でした。
旅立つには早すぎる。


Nさんは、かつて、インターネット黎明期に
そのボーカリストさんのファンサイトを共同で立ち上げられ、
管理運営なさっていた方で、
その後、個人さんでの管理運営ファンサイトを
改めて立ち上げられていたかと思います。

音楽にお詳しく、音楽への愛情も深く、
また、語学も御堪能でありながら、
親しみやすくお優しいお人柄を感じさせるようなサイトで、
楽しく、また、学ばせて頂く気持ちで
愛読しておりました。
たくさんのファンの方に愛されていたサイトだったかと思います。

ここのブログを始める前に、
短期間ですが、
愚弟の教えを乞いながら
つたない個人ホームページを
立ち上げていたことがありました。
某電話会社さん系の個人ホームページドメインを
使用する形で。
(現在は、その会社さんが
ホームページサービスを停止してしまっているようです…)
田舎に生まれ育ち、広島で就職した、素人の音楽好きが
転勤の間に少しずつこさえたような
ささやかなホームページでしたが、
Nさんも、目を通してくださっておりました。

そのアーティストさん=西城秀樹さんなのですが、
かつて(代表曲と言われる、ヴィレッジピープルのカヴァー「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」よりずっと後のこと)、
濱田金吾さんなどなど
いわゆるシティ・ポップスと当時称された方達の
楽曲提供やプロデュースの元で
(シティ・ポップス、AOR、メロウ・サウンド、ブラコン…当時いろいろ称されましたが、
それらの音楽は、現在で言うJ-R&Bのはしりだったと思います)、
実に質の高いアルバムリリースを続けていたこと。
ボーカリストとして高みを極めていたこと。
自分もそうしたアルバムが好きで、影響を受けたこと。
その作品群は、もっと評価されて良い、
すぐれた仕事だということ…。
そういったことなどを、つらつらと
綴っておりました。

共感を示してくださり、反応してくださるファンの方達がいらっしゃるのは
とてもありがたく嬉しいことでした。
Nさんは、音楽面で特に反応してくださり、
思わずこちらも笑顔になりつつ
やり取りさせて頂くようになったことを
覚えております。


まだ私が動けていた頃、秀樹さんのコンサートが
神奈川または大阪で開催されて、
自分の仕事の休みの日と重なった時は、
地方から出掛けておりました。
秀樹さんのプロデビュー当初からのファンであられる先輩方に交じって、
生の音に接する貴重な機会を得るばかりでなく、
同じアーティストさんを通して知り合えて、
日頃ネットやメールなどでお世話になっている「秀友さん」に、
直接お顔を合わせて、日頃の感謝をお伝えして、
お互いの再会を願い誓う機会でもありました。

Nさんは、多くのファンの方から愛され好かれていた方で、お忙しいであろう中を、
お時間を割いてくださり、
終演後まだ熱の冷めやらぬロビーなどで
数分間ですが語らうひとときをたびたび設けてくださいました。
快活で、可愛らしく、お優しい印象の方でした。


SNSで相互フォローさせて頂いていて、
御自身が難しい御病気に罹られていたにもかかわらず、
私に励ましの温かいお言葉をくださったり、
また、
私の書き込みにも目を通してくださっているようでした。
竹内涼真さん主演の「仮面ライダードライブ」を契機に、
私が日曜朝の特撮番組を視聴するようになったこと、
そして、
特撮や、涼真くんの活躍も励みのひとつとしつつ
いわゆる指定外難病と闘っていることも
ご存じでした。

私も、Nさんをきっかけに、
高橋優さんの動画を
動画サイトで検索して拝見するようになり、
高橋優さんが音楽番組に御出演の時には
時折拝見するようになっておりました。


昨日、通院先の開業医さんの待合室でふと
「NさんのSNS更新止まったままだったよなぁ
どうしておられるかなぁ」と思い、
Nさんのアカウントを遡っておりました。
…虫の知らせ、とはよく言ったもので、
Nさんが既に天に召されていたことを
翌朝早くに知ることになろうとは
思いもしませんでした…。


あまりにも早い旅立ち…
Nさん御自身のお気持ち
図り知れないものがあります…
他方で、
詳しい病名までは存じ上げない間柄ですが、
御闘病お疲れ様でした、と申し上げたいです…
いまの医療をもってしても
治療法が解明されていない病気がたくさんある…
その当事者のひとりになったとはいえ
分からないことが、たくさんたくさんあります…
Nさんの御病気もまた
難しい御病気の御様子だったようです…


Nさん、
出逢ってくださったことに、
ご縁があったことに、
心から感謝しております…

大好きな音楽を
お空の上でもどうか楽しまれてくださいますように…

Nさんの御愛息様が、大学で学ばれたことを生かされて
近い将来、
特撮関連などには欠かせない分野で
御活躍なさる日々を
心の中で待ち望みながら、
承認薬の力を借りて
こちらの世界で、気候に翻弄されつつも
日々踏ん張って生きていこうと思います。


「また逢う日まで 」
秀樹さんが、放送局か何かのオーディションで
歌われた楽曲のタイトルですね…