雑感「日々是好日2」

NO MUSIC,NO LIFE.音楽好きなのんびり屋さんの日常をつづってゆきます。きょう一日が良い日であるように…。

新潟……そして……(2)

2007-07-23 00:55:21 | Weblog
(↓つづきです)

休み休みしながら、
決して真面目で熱心な生徒でもなく
出来の良い生徒でもないのですが、
ボイトレを始めてからは
“うた”ってむずかしいけど奥が深いな、
おもしろいな、と思うようになりました。

自分自身を楽器にして表現することであり、
言葉の連なりと旋律を
ひとつの世界へと
どうつなぎ合わせて構築表現するか
問われるわけでもあり…


聴き手としての聴きかたも
少しずつ変わっていったような気がします
どこがどう変わったのか
説明できませんが…




そのうちに
ヤマハのボイトレでレッスンの教材として
学習材料としてうたう曲と、
自分で選曲して…
「うたいたい!」と思ってうたう曲が
分かれてくるようになってきました。

コード(和音)を押さえるのがやっと程度にまで
技量の落ちてしまった
つたないピアノを弾きながら
自力で伴奏をつけてうたうようになったのは
そのためです。

うたうことに対して、
ドシロウトのうたうたいとして、
欲が出てきた、ということなのかもしれない。

プロの方のライヴを拝見することは
勉強にもなるし刺激にもなりました。
伴奏者として、アレンジの面においても…。



今年も年一回、
出ようかと思っていたライヴがあって、
たくさんあった「ぜひうたいたい曲!」のなかから
選曲を済ませて
アレンジの時間がとれないな~と
思っていた状況でした。
忙しすぎるし、
通っているお医者さんから外来で頂いているお薬を飲んでも
身体の調子はすぐれないし…。

朝から翌朝まで働いてるんで
もともと丈夫ではない私にとっては
身体の自己制御がうまくいかなかったみたいで…
とうとうドクターストップがかかりました。
療養指示。
(もっと前の受診時に「診断書書くから休め!」って
 言われてたんですけど…
 職場がそういう状況じゃないから、って事情を話して…
 不承不承で待って頂いてました…
 しかし…だんだん私の身体のほうが
 連日のサイクルに耐えられなくなってきて…。
 気力と内服薬の力ではどうにもならなくなってきた…。
 立つのも座るのも
 内臓の痙攣をじっとこらえるのもつらくなってきた。
 「元気」というか「“気”のもと」が
 根元から…根っこから朽ちてしまった感じがして
 どうやってチャージしていいのかわからないぐらい疲れていた。
 課長が休養勧めてくださいました。
 他部署との力関係とか
 うちの職場のマンパワー事情とか
 いろいろ考えると
 盾になってくださって申し訳ないんですが
 甘えさせて頂くことにしました…)

ライヴのほうも事情を取り急ぎ主催者さんに連絡して
キャンセルさせて頂きました。
ソロになってからも迷惑かけたことになるなぁ…。。
すみません…

今回はヘヴィーな状況のなかで決めたことだから
これまでにも増して
自分でも楽しみにしてたんで…
(ライヴの出演者側に立つというのは
 ある種、苦しみでもあり闘いでもあると
 私個人的には思っているのですが、
 そこへ至るまでの段階と、
 苦しみを越えた段階とか、終演後の楽しさが
 ほかには代えがたい経験のような気がします)
キャンセルを連絡するのはつらかったです。
自業自得なんですけどね…。
自分自身が楽器なんだから…。



明日からは
夜9時に就寝するように、と
先生から
努力義務のような形で指示されてます。
完徹とかメシ抜き仕事が珍しくなかったから
(受診の日も朝9時まで仕事してそのまま病院に行ったし)
夜9時就寝なんて想像がつきません…



添付写真はうちの玄関にある
月めくりSE7EN卓上カレンダー。
広島バスセンターの某店で昨年暮れに見つけて買いました。
「なんかどっかで見たことある写真…」って感じのが
ほとんどでしたけど…
(著作権とかライセンスとか…大丈夫なんでしょうかね?)

7月…SE7ENの月も下旬になってしまいましたけど、
この写真、2005年秋に行なわれた
横浜アリーナライヴ当時のものなんだよなぁ…って、
いまさらですが…なんだかしみじみと感傷的になってしまいました。
日本の大きな会場での初ライヴだったせいでしょうか、
今この写真を改めて見ると
初々しくてキラキラして輝いている感じがしますよね
(↑「キラキラして輝いている」…表現的にカブってるじゃねーか!って)。

そういえば…SE7EN主演ドラマ「宮'S」CS放送の直後に
1tym(ワンタイム=韓国のヒップホップユニット)のかつてのヒット曲
「Hotトゥゴ」のMVが流れていたんですが、
横浜アリーナで彼らがゲストだったんですよね。





=きょうの2曲=
◎ボビー・コールドウェルの代表曲
「風のシルエット(What You Won't Do for Love)」。
HMVウェブサイトより~ Bobby Caldwell “The Best” (3曲目「風のシルエット」が試聴できます) ~

いわゆる(日本で言うところの)AOR全盛期の名曲。
その後、竹善(シングライクトーキングの佐藤竹善氏)が
彼のソロワークアルバムの中でカヴァーしたり、
HMVウェブサイトより ~佐藤竹善「Cornerstones+Extra Tracks」~
ヒップホップ系の方のサンプリングに使われたり…
廃れることのない楽曲です。
この曲がリアルタイムで出たときから知っていますが、
いまだに飽きずに聴いています。
この曲…キャンセルしたライヴのセットリストに
実は入れてました。

ボビー・コールドウェルといえば、
小田和正氏のカヴァーアルバムの中で
「君に Merry X'mas」のヴォーカルを担当しているんですが、
とにかくうたが巧いです…
Victor Entertainmentウェブサイトより~ Love Story -Kazumasa Oda Songbook- (試聴できる曲が限られているみたいです…ごめんなさい)  
小田さん御本人のヴァージョンより切なくて
「こんなにいい曲だったっけ」と
思わず楽曲そのものを見直してしまうぐらい…そのぐらい巧い。
声もいいですしね。




◎吉田拓郎氏の「唇をかみしめて」。
曲名たぶんこれで合ってると思うんですけど…
山野楽器ウェブサイトYamanoMusicOnlineより ~吉田拓郎ザ・ベスト「PENNY LANE」(ディスク2に収録:試聴できます)~
♪ええかげ~(いい加減)な奴~じゃけぇ~
 ほっといて~くれぇ~んさい~~
 …(中略)…
♪ひとがおる~~んよねぇ~
 ひとが そこにぃ~~ おる~~んよねぇ~~

全編広島弁の曲です。
2年前ぐらいにカヴァーしたことがあります。
この曲と、「大阪で生まれた女」を
なぜか歌いたくなってしまって。

5年ほど前になりますが、
当時の職場仲間…直上司や隣の係長さんたちと
小規模ガス抜き宴会をしたときの2次会で、
東京本社から年度途中に赴任してきた若いエリート係長さんが
歌ってくださったのが拓郎でした。
この曲が好きだ!と仰って
あえて広島弁の歌詞の曲を選んで…
気をつかわれたのでしょう。
そのときに「いいうただなぁ」と感動して
拓郎のベストを買いに行きました。
拓郎が肺がん患う前の話ですね…。
ちなみに、
ふたたびその後本社に呼び戻され
本社で活躍されているその係長さんには、
先日、思わぬ形でお世話になりました。

金曜日の夜、フジテレビ系で放送された
「スリルな夜 『イケメン合衆国』」にSE7ENが出ていて
(SE7ENが出ていたから初めてその番組録画して
 後で見たんですけど)、
その続きで「僕音4(僕らの音楽4)」も録っていました。
拓郎がKinki Kidsと対談してて。

とうぜんやるだろうと思っていた「全部抱きしめて」では
バックに拓郎出てなかったですね(対談だけだったみたい)。
とはいえ、
坂崎こーちゃん(THE ALFEE坂崎幸之助氏)や
葛城哲哉氏(←TMネットワークのバックやってた方…のはず)や
大滝裕子お姉さま(←fromアマゾンズ)、
加藤いづみちゃん(←愛媛出身)がいました。
いづみちゃん見るのは、小田さんのツアー以来だなぁ…。
「僕音」のきくち伸プロデューサーって
「LOVE LOVEあいしてる」御担当じゃなかったでしょうか?

久しぶりにまた
拓郎のダミ声(失礼)で広島弁のうたが
聞きたくなりました。